■今回も顛末記
 ……と言っても、あらかじめ友人Kと倉坂で示し合わせをして申し込んだ今回のC78は、正直取り立てて書く事は大きくない。
 敢えて言うなら、《通るかな?》《よく通ったよな》というくらいのものだった。


■高校時代からの封印がとけられた!
 この「システイン・ファイアワークス」(以下NNCF)も、実は高校時代に作った原案があった。
 手元に当時の資料がないので断言は出来ないが、登場人物はほとんど変わっていないと思う(人名は変わっている)。
 敢えて違いを挙げるなら、本編では完全な脇役だった藤沢天音にあたる人物が主人公だった事だろうか。
 宏紀の能力も、本編で採用していたあの能力ではなく、名前は同じだが全く別な、「運勢を不自然なまでに引き寄せる」という能力だった。
 今作は、「高校時代に書けなかった話を、今の筆力で再構成した」ものだとも言えると思う。


■いざ東京
 ……高速バスマジパネェ。
 今年は、友人Kと示し合わせて東京にも足を踏み入れた。観光はしていない(東京タワーはエレベーターで上って階段で下りました。なかなかきっついw)し親に内緒で行ってたんだけど、それなりに得るものはあったんじゃないかと思う。
 親から電話がかかってきた時は素で焦ったけどな!
 あと、ポケモンセンターに足を踏み入れた時はちょっと面白かった。スリーパーTシャツ欲しかったなぁ。

■そして、当日
 ちょっとした事情で自分だけコピー紙を持って会場に先行。ちょっと不安だったけど何とか間に合って、一人で設営。
 パニクってたので、スペースの写真撮るの忘れた……w

 りょう氏と直接対面した時は少し感動しました。でもやってたことはひたすら頭を下げる事だけw

 スペースは両隣がジャンル違いだったので会話も弾まず。創作文芸という広すぎるコード指定に対して、ジャンルが多すぎるのが問題なんでしょうか。
 個人的に嬉しかったのは、飾っていた看板を見て即「新刊ください!」と言ってきた方がいた事。思わず去年の本を見ていたのかと疑心暗鬼になりましたが、素直に受け止める事にしました。本当に嬉しい。

 客「これ、自分で印刷したんですか?」
 俺「そうです」
 客「どのくらい?」
 俺「50部ほどですね」
 お客さん、少しおののく。

■結論
 身内配布も含めて50部印刷、全部を頒布できました。イラストレーターサイドの方々にお世話になりました(部数的な意味で)。
 やっぱり成功かな、と思います。どこから何を見ても成功。
 敢えて言うなら、自分があまり他サークルを見て回れなかった事が心残りかな、と。二度と行けなさそうだけど、いい経験になりました。




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