>> diary index / 05: 「白鐘直斗」編


    2011/04/10   2011/04/13   2011/04/17   2011/04/20
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>> 2011/04/10 (配信枠#085〜#089)



 今回はボイドクエスト2周目……と考えていたのですが、若干寝不足でテンションの維持がきつかったため、イベント進行に割り振ってプレイを続行。夏休み終盤、宿題もやんなきゃいけないし菜々子の手伝いもしなきゃいけないし遊ばなきゃいけないし……主人公のツラいところですね。

 菜々子には……学校が「家族が一丸となって取り組み絆を深める」目的で、子供一人には処理できないような量の宿題を出してくれたようです。なんという鬼畜。
 自称特別捜査隊の面々も入れ替わり立ち替わり家を訪れ、菜々子の手伝いをしてくれた。特に完二の工作はなかなか凄かった。流石完二。

 主人公自身は雨の日を宿題に回し、可能な限りコミュ活動に回していく。肉は控えめ。

 結果は……

【魔術師】陽介コミュ、ランクMax達成
 「本当はお前に認められたかったのかもな」と自分を冷静に評価した陽介が求めたのは、主人公との対等な関係……ということで「俺を殴ってくれ!」……ええええええええ!?
 河原で対等に殴り合い、お互い友情を確かめた二人。吹っ切れた陽介の《ジライヤ》《スサノオ》に転生!
 また、【魔術師】属性の最高位ペルソナ、大阿修羅《マダ》の合体が解禁されましたが……うん、レベル足りるわけないだろ。
 陽介の私服って赤色で模様がついてるから、殴り合ってお互い寝そべった時に「……あれ、これ血じゃね? どんだけ全力で殴り合ったんだよ!」と一瞬思ってしまった。


【友情の絆創膏】
カードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」からネタでも引用。
陽介コミュ最後、河原での殴り合いをモチーフにした《友情の絆創膏 陽介》というカードがあります。
このカードでは冬服なので、コミュランクMaxというのはやはりゲーム終盤での到達を想定しているのでしょうか。
ちなみに、《友情の絆創膏 陽介》のフレーバーテキストは「俺を殴ってくれ!」。本編でも誤解を招くよなアレ…
画像をここに貼るのはためらわれるので、興味のある方は検索してください。


【戦車】千枝コミュ、ランク9に到達
 カツアゲグループとの呪わしき再会に際し、子供を助けるために体を張って全力で眼を飛ばす千枝。「顔でも体でも殴りなさいよ!」はこれ実際に言われたら滅茶苦茶怖いわ……。
 ついでに幼馴染らしきヘタレとも会いましたが、上戸スイッチの入っちゃった雪子を見て「あんなの天城さんじゃないだろ、お前何かしたんじゃないだろうな」という見えている地雷を踏んでしまった彼に千枝は激怒。……うん、人格批判イクナイ。ゼッタイ。
 あと割とどうでもいいですが、千枝とも【特別な関係】を築き上げました。あなた(主人公)って本当に最低の屑だわ!


【二股かけて大丈夫ですか?】
…なんだかいい雰囲気だ。
だが、自分には他に、特別な関係になった異性がいるはずだ…


既に特別な関係を築いた女性コミュがあると、新しく特別な関係になろうとする場合にこんな警告文が。
プレイヤーである俺の分身が俺以上にリア充していやがるので、こちらにも考えがあります。
おい主人公君や、テメェはN股かけまくって破滅しろ。


【恋愛】りせコミュ、ランク4に到達
 芸能界から全てを引き払ったつもりでいたりせの前に現れたのは、かつてのマネージャー。どうやら彼はりせの電撃休業――彼女にとっては、実質的な引退のつもりだったんだろう――に納得がいっていないらしく、また似合うのはりせしかいないという映画ないしドラマの配役に関する話も持ってきたが、却ってそれがりせの気に障ったらしい。芸能界に戻らない口実を作るために主人公と結婚するつもりでいる事をでっち上げたが、……うん、もっと冷静になろう?

【死神】老婦人コミュ、ランク4に到達
 相変わらず日曜日にしかできないコミュなので、若干ながら優先度は高いです。しかしひさ乃おばあちゃんの言う事は哲学的すぎて分かりづらいな……

【皇帝】完二コミュの獲得&ランク2到達
 実際は9月、新学期に入ってからの獲得ですが、ここでまとめて書いておきます。
 カツアゲグループの跋扈に際して、やはり完二も疑いの目を向けられないわけにはいかないようです。この話をしてくれる女子生徒と話すのを完全に見落としていたため、開始が非常に遅くなりました。完二が抱えた悩みを聞いてやるコミュニティのようですが……。
 自分を変えていこうと言い放った矢先、「オヤジ、料理まだかよ!(中略)ツブすぞオラァ!」→あまりに気まずい空気→「リ、リフォームすっぞオラァ!」「そいつは、ありがたいね」の流れは秀逸すぎる……

【知識】ランク5:生き字引 の達成
 これも9月に入ってからの達成ですが、ここにまとめて。
 ついに来ました知識MAX。【伝達力】に続いて2番目のMAXステータスです。これで中間試験は安泰だぜ!


 ついに来てしまった9月1日、校門で仲良し2年生軍団を出迎えたのはいつぞやのチビッコ探偵白鐘直斗くん。思うところがあったのか、それとも家の都合もあるのか、2学期からは八高の1年生になるとのこと。年下だったのか、そうなのか……。
 そんな直斗くんの転校生デビューは、逆ナンに来た女子学生に対して「遊び場にも君たちにも興味なんて無い」という凄まじいものでした。すげえ、陽介や完二だってこんなミスしなかっただろうに……。陽介の割り込みや完二の出現で女子生徒は急ぎ足に立ち去ったものの、自称特別捜査隊も直斗を誘うのには失敗(といっても、彼にも用事があったようだけど)。
 後日個人的に話しかけてみたところ、どうやら【知識】【勇気】両方のランクが5でないと応じてくれない模様。理想高すぎだろこの子!


【しかしここは転校生の多い特別捜査隊ですね】
興味ないんです。遊び場にも、君たちにも。

転校生は主人公・陽介・りせ・直斗の4人。地元民は千枝・雪子・完二で3人。
クマは身元不明だから省くとして、直斗くんの高校デビューがこれというのは逆に憧れるわあ……
口を開けば残念、とは陽介を表す言葉だけども、直斗もある意味この類なのかもしれないなあ。


 そして来週からは修学旅行。予算削減のために1・2年合同でやるらしく、完二やりせも一緒。辰巳ポートアイランドなる場所に行くらしいのですが……これ、ペルソナ3に登場する地域なんですね。交流目的で月光館学園に訪れた主人公達は、前作のコミュ担当人物であるらしい伏見千尋現生徒会長の挨拶も受けながら特別授業を受ける事に。イザナギとイザナミの神話……自身に最初に宿したペルソナが《イザナギ》だった主人公は、何を思ってこの江戸川先生の話を聞いていたのでしょうか。
 柏木の選んだ宿泊先がどう見ても元ラブホテルです本当にありがとうございましたとか、鈍行列車を乗り継いだクマに先回りされたとか色々酷いけどひとまず1日目は省略。

 2日目は自由行動だったので、クラブに移動し、りせのコネを使って2階を直斗を含めた自称特別捜査隊で貸し切りにしてしまいました。酔ったりせと雪子の煽動で王様ゲーム開始。うわあ……
 1発目――クマが王様、「王様にチッス!」を要求。うわあ、だから無茶な命令出すなって地雷踏むz……女性陣当たれとフラグを立ててしまったせいで完二が犠牲に。しかも美少年モードのクマに押し倒されて貞操奪われるとか完二も強く生きろ……。
 2発目――王様は主人公に。「膝枕」「膝に座る」「抱きつく」「肩車」などと周りが囃し立てる中、プレイヤーである自分は冷静にサイコロを振って決定。……3番が抱きつく、3番は……雪子。以前の日記で「清楚系だと思ってた子がヤラセなし突撃逆ナン大作戦とか言い出した、別れたい」なんて書いたけど……そろそろ、清楚系の看板は外してもいいよね?
 3回目は……雪子が勝手に王様を名乗り、「黒歴史の開陳」直斗に要求。まあそんなものは彼にはないわけで、適度に流された挙げ句自称特別捜査隊がどう事件に関わっているのかをカウンターで聞かれるハメに。酔って使い物にならない雪子とりせが真実をぶちまけるものの、直斗がそれを信じるわけもないのでぐだぐだに。まあオカルトと視野狭めな生真面目探偵クンは相性悪いよな。
 しかし……陽介、直斗が加入したら喜びそうだなあ。主にツッコミ役としての期待で。

 3日目。ラーメン屋で直斗と一緒に食事。以上。お土産はちょうちんを買っておきました。これ格好いいらしい。どういうことなの……

 平和に終わった修学旅行もここまで。今は9月10日、P4公式サイトによれば9月12日に直斗がテレビに出演する。
 つまりその時に動きがあるかもしれないため、それに備えるとしましょう。

 今後の目標としては
 ●【勇気】ランク5の達成
 ●【皇帝】完二コミュランク3到達
 ●【リカーム】を覚えたペルソナの合体。候補は【節制】ニギミタマ(Lv26で【中気功】も付く)か【剛毅】ハヌマーン(初期修得)あたり【恋愛】クイーンメイブや【法王】ユニコーンも捨てがたい!
 このあたりを目処に、次回配信でボイドクエスト2周目を突っ切ろうと思います。



>> 2011/04/13 (配信枠#090〜#096)



 今回の配信は【ボイドクエスト】の2周目クリアが目標。さくっと突入……の前に、ちょっとだけコミュ埋め。

●【恋愛】りせコミュランク5に到達
 アイドルデビューする前のりせは、どうやら内向的でいじめられていたらしい。
 身内が出したアイドルオーディションで数奇にも優勝してしまい、自分を変えるきっかけになればと思いアイドルデビューした彼女は、いじめられる事もなくなり、それなりに話しかけられるようになった。
 ――が、成長した彼女は、話しかけてくる人が「『久慈川りせ』個人ではなく『りせちー』という商品付けされたわたしを見ている」と疑い始める。あるいは、気付いてしまった。これは、やっぱりりせの電撃休業に関係ある話だろうなあ。
 そしてりせは、逆に自称特別捜査隊にもその印象が拭えてはいなかったようだ。“りせちー”だから一緒にいるんでしょう、という問いかけは重い。……まあ、りせの話題が最初に出てきた時は「それって誰?」の反応をぶちかましたので、素直にりせ個人を見ていると言う事にしましたが。
 “ペルソナ”という言葉は元来役者が劇に用いた仮面からきて、ユング心理学的では「人間の外的側面」を指し示す言葉です。
 主人公も“自称特別捜査隊のリーダー”という肩書きがあるけれど、そのために肩肘を張って体面を取り繕っていないだろうかという立ち位置を考えさせられるのがこのりせコミュでした。

●【戦車】千枝コミュランクMax(恋人関係)を達成
 また自宅にお持ち帰りか! クソッ! 俺の分身爆発しろ!!111!
 これによって、千枝のペルソナ《トモエ》《スズカゴンゲン》に転生。薙刀が(個人的には)種ガンを彷彿とさせる両刀ビームサーベルになりました。あんびでくすとらすはるばーどもーどとか何かそんな感じの。


【リストバンド】
あたしね、やっぱり、自分の価値なんて全然…分からない。
…けどそれは、ずっと探していけばいいって思ったんだ。


自分の価値は何だろうと思い悩んだ千枝は、結論を出す事はしなかった。
人間の価値って言うのは、やっぱりその人本人だけで見つけられるものではないと思う。
そんな事を言い出したら、俺自身は俺自身に価値なんてないとか後ろ向きに言い出すし、
その反面親や友人はその人に全く別の価値を見出しているかもしれない。
若いうちから早々に自分の価値を結論付ける必要なんて無いし、
そもそも自分に価値を求める必要なんて無いと、俺はそう思います。


 9月12日夜、報道番組“報道アイ”に直斗が出演。稲羽市の“逆さ磔・連続殺人事件”の解決に少年探偵が寄与したというネタで、“探偵王子”白鐘直斗の特集をするという中身の回らしい。しかし、『興味ないんです。遊び場にも、君たちにも。』で転校生デビューしたあの直斗がこんなミーハーっぽい特集で顔を出すというのはちょっと意外。
 「事件の全体像を見渡したとき、僕にはいくつか違和感が残ります」――どうやら、直斗は久保が一連の事件の犯人とは考えていない。
 個人的には、直斗はあまり捜査では活躍していないと読んでいたのだが……それなりに貢献はしていたようだ。

 翌日朝、通学路で私服の直斗と遭遇。彼なりにまとめた一連の事件の流れと、自称特別捜査隊の体験してきたことの答え合わせが始まる…!
 被害者の共通点――殺害の前に必ず誘拐される。狙われるのはメディアにある程度はっきり取上げられ、急に知名度を上げた地元民で、被害者の人物像はあまり関係がない。これは……間違いなくとは言い切れないが、概ね正しい。
 殺人事件の発覚としては時間が空くが、雪子・完二・りせの3人もこの条件に該当するのは間違いない。直斗はこのあたりもしっかり調べている。
 最初は自称特別捜査隊のことを犯人と疑った事もある――疑うのは仕方ない。陽介と主人公は鉈とか模造刀を振り回してしょっ引かれそうになったことがある前科持ちだし。
 直斗の結論は、「自称特別捜査隊は犯人を追い詰める“手段”を持った人達で、懐柔ではなく助けたから仲間が増えている」ということ。その点から考えれば、モロキン殺しは明らかに違和感がある。2件目までは死因不明、しかし3件目のモロキンは後頭部殴打が死因だと確定している。
 事件解決のために、直斗は確証になる物を求めている。
 それで、テレビに出演したという事だろうか?


【直斗の推理】
それに皆さん…以前僕に、興味深い事を言いましたよね。
僕は…遊びのつもり、ないですから。


直斗自身は、最初から自称特別捜査隊に目を付けていた。
完二の件はともかく、だからこそ久保の事件では接触してきた。
だから王様ゲームの席で自称特別捜査隊を追求した。
りせにかつて言われた「そっちの方が、全然遊びよ」という言葉に対する返答を、
彼は行動で示そうとしたのだ。
――たとえそれが、自ら死地に飛び込む事であろうとも。


 9月13日、ようやくダンジョンに突入。その前に、目標にしていた【リカーム】を修得したペルソナを作成する事にしました。
 レベルが41だったため、レベル42の【剛毅】《ハヌマーン》の召喚は出来ない。手持ちのペルソナから作れた【法王】《ユニコーン》【女帝】《ティターニア》+【剛毅】《オニ》で召喚。
 法王6のコミュボーナスを入れて……レベル32【リカーム】の修得レベルに1足りてねえええええ!! クソッ、妖怪「いちたりない」さんはこんな所に出張らんでもよろしいッ!
 仕方ないので、ボイドクエストを上りつつレベルを上げて33に。面倒くせえ……orz

 ボイドクエストはレベルが低い陽介・千枝に、回復役として雪子を起用。転生ペルソナ組ですね。
 思ったよりも打点がでないものの、スキルを全力で吐き出して戦っていく事に。

 道中、《青のシジル》が使う【メギド】うっぜえええええとか思ったり、《貪欲のバンビーノ》の先制【マインドスライス】で危うく全滅しかけたり、《至高の手》にクリティカルを出して総攻撃900以上のダメージを叩き出したり、《鋼鉄の巨兵》KATEEEEEEE!!!とか絶叫したりですんなりではなかったものの、3枠かけて最終章に到達。SPをそれなりに回復して、ボス《逃避の兵》せn……グラフィックが《鋼鉄の巨兵》ってカッチカチなんですか、そうですか(´・ω・`)


【BOSS】逃避の兵
物理攻撃は強いよ!
物理耐性があるよ!
【ムドオン】使ってくるよ!


 【利剣乱舞】【クレイジーチェーン】は脅威に感じたものの、即死魔法だからどうしようもない【ムドオン】以外は割と何とかなる火力だったので問題なかった。具体的に言えば雑魚。まあ、物理耐性持ちなのに千枝の攻撃は【アタック】=【ブフーラ】だったというのが非常にアレなんだけど…こいつ、ベースになった《鋼鉄の巨兵》の方が強くね? 千枝の【タルカジャ】《オセ》【チャージ】→【木っ端微塵切り】で200×2ダメージとか出ると心が躍りますね。総攻撃より強いじゃんか。
 しかし、主人公の通常攻撃モーションでクリティカル発生させるとこの巨体がふわっと浮いてから落ちるから楽しいなあ。

 《逃避の兵》を倒した時の【勇気】上昇で、【勇気】ランク5「豪傑」を達成! これで直斗とOHANASHIAIができますね。
 さあ、次は【寛容さ】だ……ランクは3しかない、家庭教師バイトに加えて、りせ&完二コミュMaxは間に合うか…?


 現実世界に戻って、翌日は雨。どうやら、直斗は学校に来ていないらしい。
 マヨナカテレビにも、ぼんやりとした人影が映る。
 さらに翌日には――マヨナカテレビに、鮮明に白衣を着た直斗の姿が映った。


【マヨナカテレビ】
僕がこれから受けるのは、人体改造手術…
禁じられた、素晴らしき秘法!
あなたがたは今こそ目にするでしょう…
この僕の新たな旅立ち…新たな誕生の瞬間を!!


やけにメカメカしい設備の見える場所に、白衣を着て訪れた直斗。
何かに酔ったような本人の口調、画面左上の"LIVE"の文字、突拍子もない仕掛け…
どれも、今までのマヨナカテレビで見てきた雪子・完二・りせの痴態影と一致する。
直斗の読み通り、一連の誘拐殺人事件の犯人は久保ではない可能性が高い…!


 即座にかかってきた完二からの電話を伝達力MAXの主人公が落ち着かせ、さらに翌日対策会議。
 突然『報道アイ』への出演にOKを出した直斗。
 その翌日に、自分の考えの答え合わせを自称特別捜査隊に図った直斗。
 そして、テレビの中に連れ去られた直斗。
 当然同一人物なので、――案の定と言うべきか、彼は確たる証拠を求めておとり捜査に乗り出したのだ。全員が驚き、完二はキレる寸前。確かに完二の言う通りだ。もう久保の事は放っておいてもいい。今やるべき事は、こちらを信用したのか、事件解決のために命を賭けた直斗の救出だ。

 しかしいつものように人柄に関するヒントが足りないので、まずは町の中で手掛かりを集める。
 率直に直斗の知り合いである事を打ち明け、警官の話を聞いたところ――彼は事件に対して異常な執着心を持ち、警官達の子供扱いには辟易していたようだ。このヒントを基にりせの《ヒミコ》ググるテレビの中の世界を探してみると…確かに、それらしき場所に辿り着いた。
 寂れたとも言わず、朽ち果てたとは言えず…隠された基地のような場所、【秘密結社改造ラボ】。人体改造を目的とする場所だと考えると、やはり○ョッカーのようなものを作り出す場所なのだろうか?

 ダンジョンを出現させる途中で、コミュニティもちょいちょいと進めて次の通り。

【隠者】キツネコミュランク9に到達
 ひどいツンデレには恋人関係になっている千枝の目の届く範囲で「話し方を教え」て、「謝る勇気の出し方を教え」て完了。
 次の猫嫌いは可愛い魚を与えてから堂島家に居着いた猫とキャッキャウフフ///させたら勝手に克服した挙げ句「ねこと結婚したい」とか言い出した。どういうことなの…
 その次のやたらネガティブな五七五とか五七五七七を言ってくる文無し女性は財布を捜してやったらあっという間に解決した。
 ランク9になってから受けた依頼は「鮫川のヌシ様がもう一度見たい」。釣りのおじいちゃんから(確か以前通販で買った)オオミズウオを釣ったと偽って見せつけ、『爆釣セット』を入手。これでヌシ様を釣ってやるぜ!


【キツネコミュ7/猫に慣れたい】
キ、キミはっ! 僕を猫に食わせようとしたなっ!!
あ、いや、悪い…
猫のことになると、どうも冷静でいられない…


いっや〜、猫キュンは可愛いな!
あのモフモフ感とかフスフス感とか、最高!
ミヨコさんより、猫ミンと結婚したいね!
ああ〜ん、猫チュ〜ン!


主人公は可愛いおさかなを握らせて猫と自主的にOHANASHIAIさせただけなのに。
次の日に現れたのはまるで洗脳されたとしか思えない同一人物だった。
どうしてこうなった… どうしてこうなった…!(;^o^)


 今までの誘拐殺人は死因不明。雪子や完二も、死んでいればただ逆さ磔で済んでいたのだろうか?
 …いや、単純にそれぞれのダンジョンのシチュエーションに沿う状況の死体が磔になるとしたら、直斗の死体はさすがに直視に堪えぬ物になりかねない…。(まあ、そんなのをされると完二やりせはメンタル的にもっと酷いのだろうけども、あたしはグロ苦手だからR-18Gは勘弁よ!)

 次回、【秘密結社改造ラボ】を全力で駆け抜けます。



>> 2011/04/17 (配信枠#097〜#101)


 今回は特に予告もなく【秘密結社改造ラボ】攻略から開始。
 編成メンバーはまだレベルのキャッチアップが終わっていなかった陽介・千枝に、メインの回復役としてクマを選択。弱点がなくなった陽介・千枝は非常に安定したアタッカーとして使えるので、コミュランクで遅れている完二の立場が……いや、一応電撃属性魔法を使えるという点では優れている(主人公は今は【マハジオ】【マハジオンガ】を使えるペルソナを所持していない)ので、早めにコミュランク10に持って行きたいところです。たぶん弱点が消えるはず。

 今回は主人公は「紙粘土の腕輪」ではなく「方士バッジ」を装備し、道中は【神々の加護】込みの【メディラマ】をメインにHPを回復していくつもりで編成。
 戦闘中は主人公を攻撃に回したいので、クマを戦闘中のメインヒーラーとして位置付け、彼(?)には攻撃もできるよう「コウモリチャーム」で魔を増強。
 陽介は特に求める物がなかったので、疾風属性増強の「嵐の誓願」【ガルーラ】の威力を上げていく。
 千枝は特に有利になるアクセサリがないので、「テイクノート」で先制攻撃に対する保険にした。


【秘密結社改造ラボ】
警告! 警告!
侵入者ニ次グ!
直チニ施設カラ退去セヨ!


今回のダンジョンは、緑色でバイオだかサイバーだかな印象を与える研究所。
人体改造手術が行えるだけの設備があるというか、まあテレビの中ですし。
しかし、いつもは番組ロゴを大々的に宣伝するためにシャドウが出てきたけど、
いなかったな、今回は。性質が違うからなんだろうか。
延々と繰り返される警告は直斗が助けて欲しくないと思っているのか、どうなのか…。


 B1F・B2Fは特に問題なく(まあ30分かかったけど)突破し、B3Fで一度帰還しセーブ。ついでにペルソナ合体で数を減らしておく。

【皇帝】《キングフロスト》+【節制】《ゲンブ》 → 【太陽】《ヤタガラス》
 【ラクンダ】【ラクカジャ】を継承させ、高い速から先手を取る事が出来そうな感じ。……まあ、《ドゥン》様でも似たような事ができるのが極めて問題なのだが。こいつは高レベルな【太陽】属性ペルソナとして利用する事になりそう。

 B3Fに再突入、大型シンボルに斬りかかr…… 外 し た! 当然無防備な状態で横っ腹を突かれて、当然エネミーアドバンテージで戦闘開始!
 敵は《浅薄の翁》×3
 《浅薄の翁》の【オールド・ワン】! 陽介と主人公が[老化]のバステ付与。
 続けて《浅薄の翁》が【マハガルーラ】! 主人公のペルソナは《ドゥン》なので、陽介以外直撃!
 さらに続けて《浅薄の翁》が【マハガルーラ】! クマ死亡、主人公・千枝は瀕死!
 間髪入れずに《浅薄の翁》が【マハガルーラ】! 千枝は食いしばるものの、当然ながら主人公死亡

 まさかのコマンド入力権無しで全滅。
 まさかこの時代に、戦闘面での縛りを科していないのに、かつてRPGのやり込みで使われた語句を実際に使う事になるとは思わなかったぜ…orz
 《ドゥン》【攻撃の心得】でタルカジャスタート《オセ》【木っ端微塵切り】でまとめて敵を倒すコンボを考えていた編成だったため、疾風無効《オセ》をスタートアップにしなかったのが死因とは言え…うん、何も言うまい。

 気を取り直して慎重かつ大胆にB4Fまで進行、ここにある扉はどうやら研究所員としての身分証明が出来ないと開けられないものがあるようだ。ここまでのマップにそれらしき物はなかったので、とりあえず上れるだけ上ってみる事にする。

 B5F突入前に、ペルソナ合体。枠を取る間に○×を繰り返して継承スキルを吟味するのも忘れない。

【魔術師】《ディース》+【太陽】《ドゥン》+【皇帝】《オオクニヌシ》 → 【塔】《クー・フーリン》
 初の【塔】属性ペルソナ、《クー・フーリン》の誕生! まあレベル35に《トウテツ》がいたのですが、これは合体してなかったしね。
 物理耐性・疾風反射の基礎能力を持つが、同時に氷結弱点を抱える。【力】のステータスが初期値40と高く、継承させた【攻撃の心得】【利剣乱舞】【アギラオ】【ラクンダ】に加えて【マハガルーラ】【デスバウンド】も覚えている。疾風属性攻撃は陽介に任せるつもりでいるけど、陽介の代わりに誰かを入れる場合は使う事もあるだろう。しかし、【利乱舞】とはこれは如何に。
 しかしこうすると【マハラギオン】を使えるペルソナがいなくなってしまうので、《ドゥン》様は買い戻す事に。高品質すぎるわドゥン様…

 そして、今まで地味にペルソナ枠の肥やしになっていた《パズス》が、【ナバスネビュラ】【勝利の息吹】を修得。
 全体衰弱の物理攻撃である【ナバスネビュラ】はとにかくエフェクトが格好いい。神々しいなこれ。
 一方、【勝利の息吹】戦闘勝利時にHP・SPの8%を回復するチートスキル。氷結属性弱点を突くのは任せろー! という感じで使えそうです。合体で【勝利の息吹】はどこかに引き継ぎたいな。

 B6Fではどうも幹部用の認証キーが必要な扉がある模様。その一方で研究員用認証キーが宝箱に入っていたので、これを使ってB4Fの開かなかった扉をこじ開け…先にいた大型シャドウ、《圧倒の巨兵》……またこのタイプの敵かよ(´A`)……と戦闘開始!

 スキルは【チャージ】【金剛発破】【自爆】の3つ。
 【チャージ】→【金剛発破】でしか攻撃してこないので、気付いた後はひたすら【ラクンダ】を維持しつつ陽介の【ガルーラ】、主人公の【利剣乱舞】、千枝の【アタック】【ブフーラ】と同程度の威力で、HPも消費しない有用な攻撃手段ですね(キリッ)で削っていく。パターンに気付く前に食いしばりを浪費してしまったものの、気付いてしまえば誤差みたいなダメージしか受けなくなったので割と書く事がないです。
 延々削った後に、《圧倒の巨兵》【待機】これは【自爆】の前兆だろjk…… 【自爆】にはいい思い出がないので、クマで【マハタルカジャ】を絡めつつ総攻撃! 辛うじて間に合い撃破。防御を完全に捨てていたので、自爆されていたらHPが100を切っていた主人公が余裕で爆散してまさに「リア充爆発したwwwwwwうはwwwwwwざまあwwwwww」みたいな感じになっていただろうが、残念ながらそうはならなかったしさせなかった…。いやここで負けるとか精神汚染度が半端ないんで勘弁してくださいorz

 全体的に通常戦闘も辛くなってきましたが、キツネコミュR9の暴力もあり、最終的な金銭収支は黒字に転びました。レベルも結構上がってきたしね。
 《圧倒の巨兵》を倒した時点で一旦現実世界に帰還し、SPを回復した翌日にもう一度突入することに。続きは次回ですが。


 ……よし、今回はそこまで文字数かかっていない。久々の2000字台、まあ戦闘だけだと書く事少なくなりますからねえ……
 私の尊敬するゲームプレイヤー曰く、「プレイ日誌を書かないゲームはつまらない」。本プレイを通じて、自分もそんな状態になりつつあります。いや、決して全部が全部そういうことではないんだろうけど、日誌を書けるって言う事は、少なくともそのゲームは進行においてロジックを要求されるという事で、それを整理して書くのはかなり楽しい作業ですネ。



>> 2011/04/20 (配信枠#102〜#107)



 予告通り、今回は【秘密結社改造ラボ】の中ボス撃破後から再開。特に更新する装備はないし、編成も前回と同じ【主人公・陽介・千枝・クマ】の4人で突入。
 装備品は色々考えているものの、結論から言えば、改造ラボでは道中クマに「方士バッジ」を付けるのは無駄かな、と思います。クマより速く動ける3人がほぼ確実に相手のダウンを取れるため、クマのターンが回ってこないんですよね…。
 コミュランクの高さから、キツネの回復値引きはかなり安くなっているので、主人公も「我慢の首輪」を装備。【食いしばり】の効果を持っているアクセサリで、装備しておけば事故死率は下がりそうですが…?
 しかし、最終的には「方士バッジ」に戻りました。SP3回復は強いよやっぱ。

 幹部エリアに侵入した自称特別捜査隊を待ち受けていたのは、容赦ないシャドウの歓迎。
 このエリアに来て【ハマオン】持ちの《均衡の巨人》物理反射&氷結吸収で千枝が手出しできない《力のヘカトンケイル》【コンセントレイト】→【中級魔法】で攻めてくる《パワーキャッスル》、極端にHPと攻撃力が高く、ついに【チャージ】からの攻撃で4桁ダメージを叩き出した《圧倒の巨兵》……
 それ以上に印象に残ったのが、空飛ぶ円盤こと《憤怒のキュクロプス》【メギドラ】連打はやめろおおおおおおお! やめろ、やめて…くれ…orz

 最深部に比較的余裕を持って辿り着き、「影との相手でほとほと疲れた」と言う直斗を発見。……後ろに、巨大すぎるドリルチェーンソーがあるんですがこれで手術する気だったんですかね? このラボ作った奴は馬鹿か? 天然記念物級の馬鹿ですか? 保全する価値はありませんがね。
 子供っぽく泣きじゃくるもう一人の直斗は、突然いつも通りの高圧的な態度に豹変。「子供なのはお前の真実だ」と、子供扱いされて鬱屈した感情を抱える直斗を攻撃。周りに必要とされているのは“探偵”としての“頭脳”だけだ、という解釈を本人に突きつけ、泣きじゃくる声で「いていい意味が欲しい」と訴える直斗の影は、まさしく今まで自称特別捜査隊が見てきたシャドウと同じ、本人の屈折した感情を代弁する姿そのものだ。



【隠してきた事実】
白鐘“ナオト”…男らしくてカッコイイ名前だよな?
けど、事実は変えられない。性別の壁はなお越えられない。
そもそもオトコじゃないのに、強い大人の男になんて、なれる訳ないだろ。


今まで“少年探偵”というイメージもあって男性だと思われていた直斗。
その姿は、推理小説に出てくるような“格好いい探偵の男”への憧憬を含めた、
彼女のコンプレックスからも来る、ある種の“人格の鎧”だったと言えるだろう。


 そして直斗の影がとんでもない事実を口走る。
 着用する八高の制服や、「探偵王子」というテレビへの売り込みなどからも分かるように、直斗本人はおそらく隠すつもりだったのだろう。……自分が女性だという事を。
 自称特別捜査隊も全員直斗は男だと思っていたので、そりゃ驚くわ。でもよかったね完二君、これでキミがホモじゃないってことは証明されたよ! …うん。…たぶん。

 度重なる影の精神攻撃に、ついに直斗がキレてテンプレ通りに影を拒絶。条件反射的に止めようとした千枝を、静かに完二が制止。「ちゃんと吐き出しゃいいんだ。じゃねえとアイツ…直斗のヤツ、苦しいまんまじゃねえか」――さすがに完二はいい奴というか、ああまで心配した相手なんだし、自分も目の前でとんでもない事影に暴露された身としては、彼の美学として吐き出す物吐き出した方が楽になれると考えたんだろう。
 影も完二の発言に対抗。

「いいよ、来なよ…僕はキミみたいに粗暴で情に流されるタイプが一番嫌いだッ!!」


【BOSS:直斗の影】
何? 君らも自分にうんざりしてる人?
いいよ…なら、特別手術を始めよっか。


“子供扱いされるのが嫌だ” “格好いい大人の男になりたい” “女性である事はハンデだ”
自分の年齢、性別――警察という男社会に身を置く彼女の抱えるコンプレックスが現出した存在。
男も女も関係ないロボットへと自らの姿形を「改造」したその姿は、どこか痛ましさも覚える。


 敵の攻撃手段はこちら側に強烈な体当たりを仕掛けるブレイブバード ゴッドバード 【ブレイブザッパー】ダイン系魔法が主。
 あろう事か直斗の影は「HPにそれなりのダメージを与え」「SPに直接50ダメージを与え」「更に確実に魔封状態にする」紛う事なきチート攻撃である【魔封光線】を使ってくるので、クマはヒーラーに専念し、やる事がないならひたすら防御。防御してもSPへの50ダメージは素通りというのが泣けてくる。
 どうも【ブレイブザッパー】の対象がほとんど陽介になっていて、使ってくるダイン魔法も唯一クマの弱点を突ける【ジオダイン】で落ち着いていた事から、どうもこの直斗の影、有効な行動を優先して取るルーチンがあるらしい。【魔封光線】でペルソナチェンジが封じられる事も考え、主人公は弱点のない《オセ》《パズス》を優先して装備しておく。
 攻撃は、全員が全員【アタック】で行う。ついにボス戦で物理攻撃スキルすら使わなくなったのか。胸が熱くなるな…(;^o^)
 純粋に陽介の【アタック】=【ソニックパンチ】、千枝の【暴れまくり】(ほとんど1ヒット)<【アタック】になってしまい、使いようがないのは事実なんですが。雑魚戦ならクリティカル狙いでソニックパンチを優先しますが、ヒーラーもあまり動かす気がない今回に関してだけはHPすら消費せず、魔封状態でも全く問題なく使用できる【アタック】が主力に。陽介は「嵐の誓願」+【疾風ブースタ】による疾風属性のダメージブーストがあるので、おそらく【ガルーラ】で攻撃した方がダメージは上がるのでしょうが…。

 HPを減らし、直斗の影の【エレメンツ・ゼロ】! 火炎・氷結・電撃・疾風属性に対する耐性以上の属性相性が一時的に消失! ちょ、転生ペルソナの優位の三割を消し飛ばして来やがった…(六割は弱点の消失、残りの一割はステータス上昇だと思います)
 【エレメンツ・ゼロ】中は、どうも【マハジオダイン】などの弱点を突けるマハ−ダイン系魔法を優先する模様。さらに対象のHPをにする【ガルガリンアイズ】の使用も始まり、攻撃が激化しているのだが…。
 主人公が《オセ》【チャージ】&アタックしているので、千枝の【タルカジャ】を合わせてみたところ、直斗の影が【デカジャ】を使用。もう一度同じことをやってみると、やはり【デカジャ】で攻撃力上昇を消してきたので、どうもカジャ系を優先して解除するルーチンもある模様。頭がいい事が仇になるって、どこのFFTだよアンタ……
 中盤からの攻撃激化も、【デカジャ】を優先的に使わせる事で難なく切り抜ける事が出来ました。まあ、再現性があるかと言われると微妙なのですが……。

 この後、直斗は特に新しい行動も取る事はなく、【エレメンツ・ゼロ】→【マハジオダイン】を繰り返すのが主な行動になりました。途中回復に回ったクマが【マハジオダイン】2回連続で回避するという神回避もあり、あっけなく勝利。あれ、一枠で倒されたボスって確か初めてなんじゃ……


【直斗・ペルソナの目覚め】
僕は知らないフリをして、君というコドモを閉じ込めてきた。
君はいつだって、僕の中にいた。
僕は君で…君は僕だ。


自分自身と真の意味で向き合った直斗は、ペルソナ能力者として覚醒。
小柄な剣士の姿を持つペルソナ、《スクナヒコナ》を生み出した。


 戦闘を終えると、倒れ込んだ直斗が目を覚ました。どうも声のトーンがやや女性的になった気がする。
 彼女は、自身の“本当の”身の上話を語り始める。両親を事故で失い祖父に引き取られた彼女は、うまく周りに馴染めず、推理小説に熱中する子供時代を過ごしたらしい。どうも一族郎党皆探偵ないし警察関連の職業に就いていたらしく、彼女もそうなることを望んでいたそうな。祖父に持ち込まれる相談事を手伝う内に“探偵王子”などという肩書きが付いてきたが、そこで立ちはだかるのが年齢の壁、性別の壁。年齢は時間が解決しても、性別はどうしようもない。そこから生じたコンプレックスが彼女を男装に走らせた……とのこと。
 ただでさえ警察は男社会。子供であると言うだけで軽視されているのに、女性であると言う事まで加えられ軽視される理由が増えたら、誰にも必要とされなくなる――警察社会に身を寄せていた彼女らしい発想です。そのあたりが、泣きじゃくる影につながったのでしょう。誰かに必要とされたい――やはり、それが彼女の欲求か。
 自分と真の意味で向き合った彼女は、ペルソナ《スクナヒコナ》を入手。まだ事件は終わっていない事を確信した直斗と自称特別捜査隊は、疲弊しきり意地を張る直斗を無理矢理送り、彼女の回復を待つ事にした…。


 残りの時間は、コミュ活動に回しました。

【皇帝】完二コミュランク6に到達。
 今まで嘲笑の対象だった自分の趣味――手芸に対して「ありがとう」の言葉を貰った完二は、自分の趣味に前向きに向き合っていく事にした。
 何だかんだで、子供に対しても筋を通しながら、彼のためにあみぐるみを手作りする完二はやっぱりいい子です。何でコイツが暴走族扱いされてた時期があったんだ……(;^o^)


【完二コミュ5/手製のあみぐるみ】
すっげー! かっこいいねー!!
ねぇ、また、違うの作ってくれる!?
ぼくのお母さんね、こういうの大好きなんだよ!

ありがとう、か…
こんな、くだらねー事なのによ。


捨てられてしまったあみぐるみを、自ら作って少年に渡した完二。
素直に感謝の気持ちを向けられる事に慣れていないのか、
照れたように笑う完二は少し成長しているようだった。


【恋愛】りせコミュランク6に到達。
 元マネージャーの井上が、りせにファンレターを持ってきた。それは、かつて“りせちー”の活動で勇気づけられたとあるファンからの手紙だった。
 しかし……最後に言った一言、「いっぱい付き合わせちゃったね。そろそろ、開放してあげる」が妙に引っかかる…


【りせコミュ6/手渡されたファンレター】
“りせちーが頑張ってるから、励まされる” “まだ頑張れるって思える”って…
だから、辛いときはいつも読み返してたな…


過去の仕事をきっかけにファンレターを送ってくれるようになった子は、
りせが「体調不良で休業」という形で芸能界から姿を消しても、
ファンレターはまだ送られてきていた。
かつては心の支えになっていたファンレターに対して、彼女の心境は如何に…


【悪魔】ナースコミュランク9に到達。
 働き過ぎ、過労で倒れた小夜子との対話。彼女がかつて受け持っていた患者の死を聞いてから、小夜子は何かに追い立てられるかのようにナースとしての勤めに、時には過激に没頭してきた。主人公との対話を通じて、自分が仕事に没頭していたのはかの患者に対する贖罪意識ではなく、自分が患者の死という事実から目を背けるためだと気付いてしまった小夜子は、これからどうするのだろうか…。



【ナースコミュ9/その献身は誰がために】
あぁ…そっか、私…
私のためだったんだ…


人が変わったかのように仕事をしてきた小夜子は、
自分がどうしてそこまで仕事に没頭したのか、その理由に気付いた。
医療者としてはどうかとも思うが、気が滅入る気持ちはよく分かる。
死に対して真摯に向き合う職業である以上、そこから逃避するような事は良くないと思うのだ。


【寛容さ】ランク4「菩薩級」に到達。
 あの……ランク5が「オカン級」なんですよね? 菩薩<<<オカン……だと……?
 どうやら八十稲羽はオカンが神格を得ている地域のようです。

●ペルソナ合体
 全体的に「いちたりない」というか、【恋愛】《ラファエル》を合体できればそれで良かったんだけどなあ……

【太陽】《ドゥン》+【悪魔】《サキュバス》 → 【法王】《ホクトセイクン》
 目的はただ一つ、素材用。一応【利剣乱舞】【火炎ブースタ】【電撃ブースタ】等、後で合成素材にする際面倒なのが残った気もしますが……

【悪魔】《インキュバス》+【愚者】《デカラビア》+【法王】《ホクトセイクン》 → 【皇帝】《トート》
 完二コミュ対策も兼ねて、【メギド】的に戦力になりそうなペルソナをチョイス。疾風・闇属性弱点がやや気になりますが、メギド系持ちのペルソナはこれが初めてなので、なかなか役に立ってはくれそうなのですが…
 そういえばトートはオシリス神を蘇生する呪文を与えた神だけど、【リカーム】は覚えないのかな?

【星】《キウン》+【死神】《グール》 → >【恋愛】《クイーンメイブ》
 初の【恋愛】属性ペルソナ。ぶっちゃけると、りせコミュ用です。一応【リカーム】の継承素材としても考えてはいますが。

●川のヌシ釣り
 枠の中で一つだけ、放課後も夜も雨が降る日、9月26日。雨の日なので、たまには釣りに行く――というか、今後の目標にしている【寛容さ】ランク5を目指す以上、早めにキツネコミュは片付けておきたい。
 というわけで、ひたすら川で釣り! 釣り! ちょっとした振動を感じたらすぐにボタンで竿を上げてやり直し延々々々々々々々と手元のコントローラだけでしか判別できない、視聴者側に全く緊迫感が伝わらない、(特に初見の)視聴者側も見てて意味不明な操作を繰り返し、ミスがかさんで1回リセットしたものの……およそ20分でヌシ様を釣る事に成功! で、でけえ! 出てきた時はあまりにあっけなさ過ぎて大笑いしてしまいましたが。
 これで次の雨の日あたりにキツネコミュを終わらせられます。念願のランク10、どれほど回復が安くなるのかな。



【釣りのおじいさん】
ゴフッ! ゴフゴフッ!!
ひぃ、ひぃ…

(中略)
ワシは…ワシはもう、思い残すこたない…
あとはもう、ひっそり…
…。
いんやー、まだまだぁ!
ワシも釣る、釣ったるでぇぇ!!


ついにヌシ様を釣り上げた主人公。
それを見た釣りのおじいさんは、思わずイッちゃいそうになるのだが…
ヌシ様を見た途端、老爺の魂に火が付いた。


 9月の釣り交換アイテム「ハイカラ肌着」(男女共用・経験値1.5倍で性能も普通にいい防具)を入手し忘れて1度リセットし、やり直して枠を終了。やらなきゃいけない事はもっと先に思い出せよ……orz