そして、霧の明けた7月10日――
アパートの手摺りに、よく知る男が殺され吊るされていた。
生え際のやや後退した髪に、印象的な出っ歯。短めの丈のスラックスに、前時代的な印象すら与える白い靴下。――そう、我らがモロキンである。
マヨナカテレビには何も映ることなく、突然霧の明けた日に殺され吊られたモロキンの姿に動揺する特別捜査隊。手掛かりを得るためにまずはクマを探し……テレビの前に、普段は家電売場が持ち場でないらしい従業員が二人。
従業員の話によると、「クマダ」と名乗る怪しい着ぐるみがいるとか。嫌な予感しかしない。
「クマだ、って言っておいたクマ」
店長に即届け出てもよかったと思うよ、従業員さん。
でも、先に陽介に言ってくれたので、無事に回収できたから結果オーライなんだけど。
……ところで、その体型――もとい着ぐるみの上から刺激できるツボとかあんの?
そこには、テレビの中の世界と同じ格好でマッサージチェアに座り振動に興じるクマの姿が!
そっとしt……いや、もう遅いか。クマの話によると、向こうには誰も来なかったし、シャドウ以外には誰もいなかったとのこと。執拗に疑う陽介の気持ちも分かる。
周りの視線を感じてそそくさとフードコートに逃げ、それでも隣のテーブルにいる子供達からガン見される一行。まあクマは目を引くよねー……。
情報の整理交換をしたところで、クマが暑い暑いと着ぐるみを脱ごうとし始めた。隣で子供が見てるのに気付いた陽介は、一番最初にクマと会った時のことを思い出して全力で阻止しようとする(「あんなんトラウマものだぞ!」)ものの……それでも脱ぐことをやめない。ひどい……
【ひとつうえの美少年】クマダ
一皮むけたと言うことで、今配信の枠タイトル「ひとつうえの美少年」。
どうでもいいですが、コンプレックスを煽る方法で整形手術に客を招くやり方は好きじゃない。
本当に重篤なものなら、しっかりと医療機関に相談するべきです。
……と、医療系の学校に言う自分が言うのも何なんですが。
無駄に気合いの入ったアニメムービーも入り、「陽介ー! 着ぐるみの中から美少年が!」ということでクマの中から金髪の美少年が出現。しかもクマの時と声音が違う。クマの影も含めてどれも山口勝平氏が担当していらっしゃるのですが、一人三役とは……。
だが全裸だし、語尾にクマが付く。何て言うか美少年が形無しだよ!
ジュネスで千枝と雪子にクマの服を見繕って貰い、りせに話を聞いて少しでも情報を集めることに。
ここで、青いシャツが目立つ少年が登場。かつて完二とでーt話をしていた子ですね。白鐘直斗……そういえば、オープニングのラッシュムービーで登場してますね。こいつも後々仲間になるのかな?
【帽子を被った少年】
実はこの時点では名乗っていないのですが、まとめて書く際にここに名前を書きました。
ムービーで「来い、《スクナヒコナ》!」とペルソナ行使をしているのが彼。
公式HPでは彼もメインキャラクターとして紹介されており、テレビ番組に取り上げられるのが9月12日。
転校してくるとも書かれていますが、こちらは日付にモザイクがかけられていました。
りせの事件解決後、酒に酔って帰ってきた堂島が言っていた「特別捜査協力員」が彼らしい。どうもこの事件に自称特別捜査隊が関わっていることを見抜いているらしく、社交辞令か「期待していますよ」との声まで掛けられた。
一方クマは白いシャツに薔薇を飾り、やたらキラキラしたオーラを放ちながらの登場。しかし服代は陽介のツケ。「ジュネスのくせに値段高いのよ!」とは千枝の言だが、陽介は相変わらず不憫だ……。これはキレていい。
りせもさらわれた瞬間は覚えていないらしいが、正式に自称特別捜査隊入りして、今後はナビゲーターとして共に戦ってくれるとのこと。【アナライズ】時に相手のスキルが分かる効果が付与され、クマは前線メンバーとして加入。命中率が低いけど、【メディラマ】一本でスタメンを張れる能力はあるかもしれない。
そして、特別捜査隊の対策本部、ジュネス:フードコートで今後の協議。
陽介は「実はモロキンが犯人なんじゃないか」と疑ったことがあるのを告白。確かに諸岡先生は口は悪いし、小西先輩らのことをボロクソに言っていたし、死んで当然だ!という言葉まで飛び出していた。でも、りせの写真集を買っていたり、所々抜けてる部分もあったり、何だかんだで口は悪いが言っていることは正論ばかり。むかつく奴ではあったけれど、決して悪人ではなかった。こんな形で彼と別れることになるとは、きっと誰も考えてなかったろう。
事件について、考える。
今までの被害者は二人で、テレビのアンテナと電柱の上(これもアンテナのようです)に逆さ磔にされていた。今回も妙なところに吊られており、ムービーシーンから見るとおそらくアパートの給水塔かどこかでしょう。ただ、しっかりとしたハシゴが備え付けられている点では、今までと違うのですが……
そこでやってきた直斗の口から「この事件の犯人の目星は付いた」という事実が告げられた。あなたたちの遊びもこれで終わりになるかもしれません、という言葉に対しては「終わった方がいい」と心底からの思いを返したつもりだが、りせがこの直斗の言葉を痛打。
【探偵に対する反論】
私たちの何を分かってるの? ……そっちの方が、全然遊びよ。
探偵は謎を解いて、事件を平穏無事に解決するのが存在意義。
一方で、自称特別捜査隊はその多くが事件に「被害者」として関わったペルソナ能力者のチーム。
真の事件現場――テレビの世界を何一つ知らないがために事件の表面しか捜査しえない直斗のことが、
主人公達が命を張って戦っていることを知っているりせには、手ぬるく見えたのかもしれない。
陽介もこれに同調。問い詰める形ではなかったものの、彼は好きだった小西先輩が一連の事件で殺されている。陽介にとっては、もはや遊びじゃないのだ。今では「真実を知りたい」という欲求が、彼を駆り立てているのだと思うが――クマの影の言葉も、少し気になる。テレビの中の、霧に満ちた世界でどうやって真実を見分けるのだ、と。
モロキンの代わりに新しく担任になったのは、生物の柏木。自分が絶対的な美貌の持ち主だと勘違いしちゃっているイッちゃった四十路女である。やけにりせに対抗意識を燃やしてるんだけど、……うん、ナースコミュのあの人以上にダメな感じがあるね。「どんな濃いコンボだよ」とは、クラスメイトの言。全くだよ。
この教師に関して個人的に許せないのは、諸岡先生への黙祷を捧げろと生徒に軽い口調で指示しておきながら、その間に教卓に腰掛けるという(今まで自分が見てきた)教師として考えられない行動なんだけどね。自分が高校時代までやけに真面目な生活を送ってきた反動かもしれない。
次回は【特出し劇場丸久座】に再配置されたであろうボスを討伐する予定です。いれば。
今回は、【特出し劇場丸久座】に再配置されたボスの撃破と、次のマヨナカテレビまで進めた事になります。
まず、【特出し劇場丸久座】を延々上っていくわけですが、今回のメンバーは【主人公・千枝・クマ・雪子】の4人。ぶっちゃけた話が、千枝のレベル底上げと、クマのスキル【トラエスト】狙い。結果としてはうまくいった感じ。
道中もハマ厨の《ヴィーナスイーグル》とまともに殴り合う事もなく、7階以降の戦闘回数が少なかったので《狂い咲きバンビーノ》に会う事もなく、レアシンボルにぶつかって《財宝の手》には完璧に逃げられ、結構安全な感じでノーセーブ突破に成功。
……まあ、安全と言っても道中は2回死にかけたんですが。
そういえば、ようやく気付いたことなんですが、敵の絵をよく見ると、ペルソナ属性の番号が書いてあるんですね。今まで気にしてなかったけど、……敵のアルカナって影響する事あるのかな?
【ENEMY】《シルバーダイス》
ダイス系の敵は、行動パターンに【自爆】がある。
こいつも軽く全体に200ダメージを与える高威力を誇る。
主人公が耐えきれない攻撃は、単体攻撃であれば他のメンバーがかばってくれるのだが…
全体攻撃ではどうしようもない。イゴらなくてよかった……
【ENEMY】《凱旋の騎士》
【戦車】属性のシャドウにはよくあることだが、物理攻撃に強く、攻撃力が高い。
《凱旋の騎士》は【チャージ】で1回だけ物理ダメージを超強化してくるのだが、
それが千枝に直撃した結果が864ダメージ! 最大HPの300%近いダメージを受けての即死。
何と言うか……これってショック云々の前に生死判定失敗しそうなんですが。
最上階に辿り着き、ステージに座り込む勘違いなシャドウとご対面。バンビーノ系のグラフィックは絶対に許さないので、りせの言う通り格好付けてさくっと片付けてやる!
【BOSS】刹那の児
黒くておっきなバンビーノ。物理攻撃が大の得意。
全体物理攻撃スキルである【金剛発破】など威力の高い攻撃は使ってくるものの、
攻撃が単調すぎてここに出現する雑魚敵のほうが強いという有様であった。
というわけで、ボス《刹那の児》戦。例によってスタートアップに《インキュバス》で【タルンダ】。今までの再配置ボス的に、直前に仲間になったキャラの得意な属性が弱点だった、ないしそう思わせる行動を取ってきたので、試しにクマで【ブフーラ】を撃ってみる。……弱点にヒット!
氷結属性弱点と言う事は、クマと千枝が延々と弱点を突けると言う事なので……
うん、ただの雑魚ですね(´・ω・`)
【金剛発破】などの物理攻撃を得意とする敵ですが、ぶっちゃけ【タルンダ】が入っていればそこまで怖い事もないので……延々と総攻撃で削って撃破。【タルカジャ】はその都度【タルンダ】で打ち消したぐらいしか言う事無いです。というか物理攻撃しかしてこないので、物理無効とか物理反射のペルソナがいたら一人でも余裕じゃないか。この時点で手に入るかは知らないけど……
さっくり撃破したので、ペルソナ合体で新しいペルソナを合体。……と言っても、直接戦力を増強できそうなペルソナはあまり出てこなかったので、今回のダンジョンアタックでレベル26に到達し、【攻撃の心得】を覚えた《ラクシャーサ》から【太陽】ドゥンを合体。高い攻撃力、自動タルカジャに【キルラッシュ】を合わせ、ボス戦最初の3ターンで可能な限り削りに行く予定。
また、クロススプレッド(4身合体)・スタースプレッド(5身合体)・ヒランヤスプレッド(6身合体)が解禁されていますが、これは現状合体できる素材が揃っていないので保留。ミタマ4種で完成する《ネコショウグン》は、比較的早めに揃うか?
あまりレベル上げに念を入れていないので、現在レベルは34。新ペルソナは35〜36に多い感じだったので、ちょっとばかり無念。
例によって、残りの時間はコミュニティ消化。いい加減に町を調べて完二のコミュニティ、解禁しようか……orz
●期末試験に備えて【知識】の強化。
入門書シリーズの読書、雨の日の勉強、絶対に裏切らない肉丼を併用していき、試験直前に【知識】ランク4「博士級」にランクアップ!
途中で雪子との勉強会を挟んだのですが、学年トップ軍団(前回は雪子トップ、主人公が10位以内)で分からないところの教えあいって爆ぜろ分からないところとか苦手なところとかあるのかこいつら……
●コミュニティ強化。
めぼしいところだと【隠者】キツネコミュ:6 【女教皇】雪子コミュ:8 【法王】堂島コミュ:6 【悪魔】ナースコミュ:5 【節制】母親コミュ:3あたりか。
また、進行上必ず手に入る【恋愛】りせコミュに加えて、【死神】老婦人コミュを解禁。
【雪子コミュ8/スポンサー問い合わせは最強の手段】
スポンサーに抗議しますから。
個人的には毎日新聞問題(WaiWai)での印象が強いけど、スポンサーへの抗議はこの手のやり口には実に有効。
「明らかに不当な取材なんですけれど、どうして貴社はこの番組のスポンサーとなっているのですか?」
明るみに出てしまえばスポンサー側も社会的被害を受けるため、かなり有効な手段なのだが……
「旅館に対する侮辱」とも取れる、性的接待を推奨するような物言いなどに我慢できなくなった雪子が怒り、
それに対してマスコミの力ナメてんのと脅しをかけてきたスタッフ側に対する返答がこれである。
雪子コミュは「まっとうな旅番組の取材と聞いていたら、以前のかなり失礼なワイドショー企画だった」事が発覚し、テレビ局側の柄の悪い取材要求(“呪われた旅館の次期女将”だの“性的接待の提案”だの…)に対応する内容。自分が天城屋旅館を捨てきれない事を自覚した雪子が今後どうするのかが、残りの数少ないコミュニティ活動で明かされる事になるのでしょうか。しかしスポンサー問い合わせを切り返しに出すとは、怒っていても雪子はクール。
【堂島コミュ6/妻の死の真実】
堂島家が父子家庭である理由――堂島の妻、千里が死んだ原因となった轢き逃げ事件。
しかも、その犯人は未だに特定できず、時効が近づいているという。
個人的には、地元の高校教師が学生を轢き逃げして懲戒免職となった事件が記憶に新しいのですが…
菜々子のような子供に、こんな事実を突きつけるのは酷すぎる。
堂島コミュはかなり前にランク5をこなしていたため危うく中身を忘れそうになっていたのですが……「なくした新聞記事」の話でした。堂島家が父子家庭である理由が明かされましたが、これって物凄く深刻だな……。時効の迫る事件を追う堂島、菜々子のコミュもあわせて【伝達力】が必要になりそうです。というかこれ、菜々子コミュは【伝達力】を最大まで上げないと伝えられない感じなんですが、いつになったらそこに辿り着くやら……。
【キツネコミュ6/口下手を直したい】
ま、また話しかけなさいよね!
自分の物言いがあまりにとげとげしいことに悩む少女の絵馬から発生するイベント。
でも開口一番「人の顔じろじろ見てんじゃないわよ!」はないと思うよ。
なお、夏休み中は学校には入れないのでこのクエストを進められません\(^o^)/
キツネコミュは「口下手を直したい」絵馬を見たのですが、夏休み前に解決が間に合わず。【寛容さ】なんていらないと度外視していた結果がこれだよ! 夏休み直前に必要とされる【寛容さ】ランク3に到達しましたが、時既に遅し。まあ、次々回のダンジョンではコミュランク7に上げられているはずなので大丈夫だと思う。しかしこれって口下手って言うかツンデレの人格を治した方が(ry
期末試験はインパクトがあって頭に入っている問題ばかりだったので、思い出しつつ全問正解。数学の授業で「悪法もまた法なり」(byソクラテス)、倫理の授業で「人という漢字の成り立ち」を問うのはどうかとも思うんだけど……。
結果は……学年トップ! 【知識】のランクアップがギリギリで間に合ったのが功を奏したか、雪子を上回る成績を叩き出しました。
同時に1年生のりせ・完二の学力も分かるわけですが……この二人、そこまで成績優秀と言うほどでもないようです。「英語なんていざとなれば通訳でも何でもつけてもらうもん!」「HCHOって何でしたっけ? 酢酸って書いちゃった」とはアイドルの久慈川りせの言。まあ、おバカ系アイドルとして売り出せるほどの素質はないようで少し安心。完二は……家庭科ならたぶん全メンバー中ぶっちぎりでしょう。
家に帰った後、どうやら堂島から成績を聞き出したらしい菜々子からプレゼントが。「紙粘土の腕輪」……子供らしい発想ではありますが、腕に付けられるほどの紙粘土となると結構大きいし重そうなイメージ。しかし装備特典は【全能力+5】という凄まじいガチ性能なので、活用させてもらうとしましょう。
となると、たぶん今後も学年トップの成績を出せば菜々子からのプレゼントで性能のいいアクセサリが手に入ると言う事か。これは【知識】を上げるモチベーションになるか?
【定期試験】
定期試験で高い成績を取ると、それだけで話題になる。
……というか、試験で好成績を取れる事が尊敬されるらしく、学内コミュの進行が円滑になる。
ぶっちゃけ成績が高いから尊敬される事はないし、異性にモテるかと言われると絶対違うし、
この仕組みはなんというかいろいろ微妙な気持ちになるのだが……
ちなみに、校舎1階にいる女子生徒は主人公の名前を知っている。
転校生と言う事でマークしていたか、張り出された試験の結果を見たのか……
後の言動を考えるに、前者なのだろう。
【余談】違いの分かる少年
また事件、また被害者は校内の人間。…でもアンテナじゃなかった。
山野アナと小西先輩はアンテナに吊るされたのに、モロキンは手摺りに吊られた、と違いを気にした文章を書いたが、
どうやら八高の学生にもその違いを少し気にした人がいたようだ。
まあ、この生徒の言う通り、確かにアンテナよりも手摺りに吊るした方が楽だけど。
やり口が一貫している犯人は、むしろ一見理解不能なところに吊るすってスタンスを貫くと思うんだよね。
【余談】クマってどうなったの?
クマは犠牲になったのだ…ジュネスの犠牲にな…
冗談はともかく、テレビの中の世界に帰りたがらないクマは、
陽介の紹介で住み込みでジュネスのマスコットとして働いているらしい。
「逆に被せたんすね。逆転の発想だ」とは完二の言。
捜査もはかどらぬまま時間が経過し、雨の夜。
マヨナカテレビに映ったのは、どこか見覚えのある根暗な少年。ただ、ぼんやりと映るいつものステップを経ずにはっきりとした映像が流れた事から、自称特別捜査隊は面食らった事でしょう。
この顔、週末に商店街に現れる少年ですね。そう言えばゲーム開始直後、いきなり雪子に告白して素気なくあしらわれた少年もこの顔だったような……。
【マヨナカテレビ】
今回のマヨナカテレビは、いつもならあるはずの“ぼんやりと人影が映る”段階をすっ飛ばし、
いきなり鮮明な映像で出現した。しかもテレビで報道されちゃいないという点でも異なっている。
「僕のことわかってるつもりなんだろ?」と意味深に問いかけ、捕まえてごらんよと挑発する。
少年の正体とは一体何なのか……
犯人と思しき少年は、ほとんど自称特別捜査隊の面々と面識はない。手掛かりを探すために堂島に聞いてみよう……「首を突っ込むなと言ってるだろうが!」……ですよねー。仕方がないのでジュネスでサボっている足立を脅迫説得して情報を聞き出す。 「商店街でアルバイトしてたらしいよ?」と言う事なので、聞き込みを開始……「惣菜大学」でバイトしていた模様。肉切るのが嫌になってすぐに辞めたらしいけど、どうやら彼の同級生が「やらかしちゃった少年」の写真を回し見しているらしい。月曜日、商店街に現れた金髪の学生に話を聞いて「久保美津雄の写真」を入手、これでダンジョンに行けるぞ!
しかし、今回は情報収集がかみ合わずやたらと時間がかかってしまった。8月1日時点ではしばらく雨は降らないので、大丈夫だとは思うんだけど……。
少年、久保美津雄に関してみんなが思い返すと、どうやら「雪子に告白して素気なくあしらわれた」だの「りせに“暴走族、うざくない?”と何度か言ってきた」だのと、どうやら今までの事件関係者に関わっていた模様。もし彼が一連の事件の犯人だとしたら、確かに繋がると言えば繋がるのだけど……完二にだけは直接接触してないんだよね。ここが少し気になる。
突入したダンジョンは、どこかファミコン時代を思い出すGAME START/CONTINUEの文字が躍る、ゲーム気分を刺激するような場所――【ボイドクエスト】。“虚無”を冠したダンジョンは、美津雄の人柄が分かっていないから何とも言えないが……“引きこもり”が自分の世界に没頭する、ゲームの世界を作り出したという事だろうか?
敵はさすがに強くなってきている。例によって全敵赤ビリビリなシンボルなので、可能な限り不意打ちを避けるように立ち回りたいところ。宝箱から男性用装備「聖騎士のヨロイ」を入手し、足りていない男衆の防具事情も改善。
【ボイドクエスト】の攻略は次回に回し、今回は2F到達時点で【トラエスト】で脱出、1万円払ってSP全快にして終了。次の配信でボスまで行くぞー!
本日は【ボイドクエスト】突入。編成は前回と同じく【主人公・完二・雪子・クマ】の四人。
道中、一連の殺人事件を匂わせるメッセージがゲーム風に入ってくる。コマンドも「ころす」「にげる」、上がる能力値は「たのしさ」「かなしさ」「むなしさ」……何か狂気的だ。「殺したのもゲーム感覚だったってこと?」とはりせの言。
今回はいつものような番組告知はないけど、これはたぶん美津雄と彼のシャドウがずっと対話していたからなのかな?
【ボイドクエスト】
“虚無”を冠した物語。所々にあるテキストから、ゲームの世界が元になって出来ていると思われる。
というかモチーフからして有名RPGのドラゴンクエストがベースになっているようだ。
犯人――久保美津雄がゲーム感覚で人を殺していたのだとすれば許せるものではないが、
男はみんなゲーム好き、とは自称特別捜査隊員である陽介の言である。
さらに歩を進める。実を言うと今回はあまり雑魚敵に苦戦しておらず、あまり個々の敵に関して触れる事はなかったりする。
あ、そうそう。今回から配信形式を少し変え、S端子+コンポジット端子の構成になっているPS2コードを活かし、テレビ画面を見てプレイする事にしました。処理のタイムラグが少ないため不意打ちを受けることも減りましたが、コメビュから来る棒読みちゃんの声を聞けないのは少し悲しい。というかキャプボが配信前に設定おかしくなってリセットしたのが原因なのですが…w
前半部分の戦闘は、前回作成した【攻撃の心得】持ちの《ドゥン》装備で戦闘に入り、即座に《オセ》にペルソナチェンジして【木っ端微塵切り】で一気に切り崩す戦術を主体に戦っていく。攻撃力上昇状態で中程度ダメージが1〜2回入るので、場合によっては一撃で敵を瀕死に追い込む威力になりますね。クリティカル発生でワンモアが発生した時は……悪いなシャドウ、お別れです!
六章に足を踏み入れると、階層冒頭で聞こえる声に異変が起きる。
【虚ろな声】
ボイドクエスト――虚しいだけの物語。
これは久保美津雄なる少年の、虚栄心が生み出した物語のようだ。
“僕は空っぽなんかじゃない”という反論は、
まるでゲームソフトが壊れたかのように、声に反映された。
7章。十字路を踏むと強制的に向きを変えられてしまう超ストレスフルな仕様のマップ。
しかも階層冒頭のアナウンスがひどいレベルで壊れてきている。
おはよう。 ゆうべは よく おんなのこが ころされたんだって。 アーケードのおとが あんなに すごかったのに パトカーのCAFEで コーヒー かってきて。 おかねは あんしんして たてかえて きづかないで であるけないわ… きいた? おはよう。 ぶっそうに おそくならない ようにね。 あんしんして きをつけてね。
これはひどい……(;^o^) 意味がまるで繋がっていない……。
安心して気をつけるって何だよ。というかよく女の子が殺されるとかパトカーにカフェなんてあるわけ無いだろとか突っ込みたいところはいろいろあるが!
それだけ、美津雄の心が追い詰められていたと言う事なんだろうか?
この文章を見る限りだと、久保美津雄も親にいいように使われていた印象も受けるが……
ここで一旦戻り、ペルソナ合体!
【刑死者】《ヨモツイクサ》+【法王】《ユニコーン》 → 【死神】《サマエル》
将来的に【マハタルンダ】まで覚えてくれる優秀なペルソナになってくれるはず。攻撃能力もそこそこあるし、荷物にはならないはずだが……
戦闘用ペルソナが増えてくると、合体しづらくなってしまうからそれはそれで考え物。《オセ》とかならまだしも、今回は弱点を突くために【マハジオ】【マハガル】のために《ティターニア》までフル回転させてるしね。
8章、9章とさっくり通って最終章である10章に。セーブして扉の向こうにいる美津雄を修正しに――扉が開かない。何かが足りてないらしいので、今まで探索してないフロアを探しに行く事に。8章のマップとか扉多くてあんまり好きじゃないんだよ……
ここから、主人公の装備を「紙粘土の腕輪」から拾った「方士バッジ」に切り替える。内部的には【小気功】、つまり行動する前にSPが3回復するアクセサリなのだが……以前、【中気功】持ちの《サラスヴァティ》を育て損ねたが、こちらは他のメンバーにも装備として持たせる事ができる。いざというときは、クマや雪子に持たせてしまおう。まあ、【メディラマ】【ブフーラ】を連発するクマでは3回復はまるで焼け石に水なのだが……
さらにペルソナ合体。今度はトライアングルスプレッドで、
【魔術師】《カハク》+【節制】《ミトラ》+【正義】《ヴァーチャー》 → 【女教皇】《パールヴァティ》
スキル継承、合体予報「コミュボーナスの追加」、【女教皇】コミュランク8も相まって、一気に《パールヴァティ》は最後のスキルまで取得成功。その内訳は……
【ディアラマ】【リパトラ】 【シシリディ】【メディラマ】 【クロズディ】【マハラクカジャ】 【ポズムディ】【神々の加護】女教皇属性のペルソナは確かに回復魔法が多めだが、しかし何だこの構成……「HP単体回復(250程度)」「HP全体回復(250程度)」「毒・衰弱・老化・魔封・気絶・ダウンの治療」「全体防御上昇」を一人でこなすとか……ルカニの代わりにスカラ系を使えるドラクエの僧侶ですかあなたは(´・ω・`)
9章、8章、7章と降りていく。7章はあまりにストレスフルだったので探索をあまりしていなかったのだが……案の定、行っていないところに強力なシャドウの気配。
扉を開けて、中ボス《キリングハンド》戦。劇場で雑魚敵として出てきた時と違い、【召喚】で回復魔法の充実している《ゴッドハンド》を呼び出してくる上、打撃力が強化されている。《ゴッドハンド》が使う回復魔法も【ディアラマ】なので、1回で160ほど回復されてしまう。
だけどさ。「なら1ターンに320ダメージを与えればよろしいのでしょう?」
ボス戦は8月2日に回すつもりなので、また最終章に戻るだけのSPが余っていれば問題ない。全力で攻撃して、時間は多少かかったものの撃破。苦戦という苦戦はしなかった。……まあ、実際に1ターンに320ダメージを与えられるほどの火力があるかと言われると、ノーなんですが。
【ENEMY】浮気のパピヨン
一通りのbuff/debuffスキルを取り揃えた、あまりにもうざったい敵。
【マハスクカジャ】&【マハスクンダ】でまともに攻撃が当たらなくなるだけでも鬱陶しい。
バザルト系と同時出現して【マハタルカジャ】&【マハラクンダ】でバザルトの攻撃を受けたら…
と思うと、非常に危険な敵である。
【ENEMY】真紅の砲座
一発の火力が強烈な火炎属性上級魔法【アギダイン】を使用する、【戦車】属性のシャドウ。
一発は重いが、裏を返せば攻撃手段は火炎属性の【アギダイン】しかないので、
火炎吸収の《ドゥン》などを出していれば主人公は被害を受けない。
なお、【コンセントレイト】込みの【アギダイン】が直撃すると500弱のダメージ。
さらにペルソナ合体。トリプルコンタクト融合だ!
【隠者】《ラミア》+【女教皇】《ガンガー》+【正義】《ヴァーチャー》 → 【悪魔】《パズス》
何このメガンテ使いそうな悪魔……。光弱点はともかく、氷結反射のデフォルト特性はこれが初。
スキルは魔法に偏ったため魔15程度のパズズでは完全に宝の持ち腐れになってしまうが、次に覚えるスキルが物理の【ナバスネビュラ】だからまあいいか。
割とどうでもいいけど、ドラクエではパズズで、こっちのほうが間違ってるんですよね。今回調べてて初めて知った。
8月2日に繰り越し、ボス《美津雄の影》戦ッ! ……の前に、イベント。
今回は途中での番組予告枠が無かった代わりに、ここで延々と本物の久保美津雄が一方的に彼の影に当たり散らしている。そりゃ、「僕は無だ。そして、君は、僕だ」なんて延々と言われ続けてたら、そりゃキレるでしょうよ誰だって。俺だってそうする。このやりとりの何が酷いって、今まで自称特別捜査隊が見てきた被害者は“自身の影に延々言葉責めされた”3人なので、千枝が思わず「どっちがシャドウ?」と言ってしまう事。ひでえ。
受け入れて貰えなかった美津雄の影がブチギレして本物を吹き飛ばし、嬰児の姿を取る。戦闘開始ッ!
【BOSS】《導かれし勇者ミツオ》
“自分に受け入れて貰えない/理解しようとして貰えない”美津雄のシャドウが暴走した姿。
【キャラメイク】で美津雄の影は空想の鎧をまとい、《導かれし勇者ミツオ》として自称特別捜査隊と対峙する。
ゲームオタクというか、二次元に浸って他者との交流から逃げる、そんな願望や人格、習性が
自身の名前を付けた「勇者様」という形で現れたのだろうか?
戦闘開始直後、【キャラメイク】で嬰児がドット絵的なブロックをまとい、《導かれし勇者ミツオ》が完成。まずはこいつをぶっ壊してしまえばいいんですね。
……攻撃が痛い。【コマンド】は「こうげき」「アイテム」「まほう」の3種類があるが、最初はほとんど「たたかう」。……たぶん物理耐性で軽減できない110〜140程度のダメージ。そして2回行動してくる。
こちらの攻撃は主人公と完二の【キルラッシュ】、雪子の【アギラオ】をメインにして、クマはなるべく回復にSPを割いていく。「方士バッジ」もあるしそこそこ持つだろう。序盤で回復が間に合わない事はないので、1回目はさっくり破壊。
【BOSS】《美津雄の影》
この嬰児のような姿が美津雄の影の本体。普段は空想の鎧――勇者ミツオで鎧われている。
“自分の世界に浸っていたい”という感情、誰も自分の事を理解してくれないという思い込み、
そのあたりが極端に象徴されたのが、外の事は何も知らない“嬰児”という姿だろうか。
落ちてきた《美津雄の影》をボコボコに踏みつけ、影の行動は……【アタック】&【白の壁】! こいつの【アタック】も物理耐性では軽減できない。【メギド】系の万能属性か?
【白の壁】に反応して主人公は《キングフロスト》で【氷結ガードキル】。これ効果あるのかな?
順繰り攻撃を回して……影の攻撃、【マハブフーラ】!
当然雪子が弱点を突かれてワンモア、【メギドラ】! 全体に万能属性で150以上のダメージ!
さらに【アタック】……クリティカル直撃!
ワンモア、【メギドラ】!
これは酷い……というか非道い……(;^o^)
が、全滅していないならまだ行ける。「地返しの玉」で雪子を蘇生して【リカーム】で戦線を立て直……影の【マハブフーラ】! ワンモア、【メ(ry
いいや偶然だ、もう一回「地返しの玉」で(中略)影の【マハブフーラ】! ワ(ry
……がっつり消耗させられたものの、《パールヴァティ》は氷結無効なので立て直しは可能。【メディラマ】一発でHPを250回復できるので、「地返しの玉」が底をつきつつも猛攻を凌ぎきる。
さて、攻撃だ……と言ったところで影の行動が【ささやき】! 勇者ミツオのブロックが生えだした。大量のダメージを与えればぶっ壊せそうだが、当然ながら
また削り直しか……「ミツオはレベルアップ!」……【コマンド】の「まほう」が解禁。「アイテム」はかなり高い確率で衰弱を付着させる上、「まほう」で放たれるギガダインが全体に160前後のダメージを与えてくる。ここからが本番か。
再び【キルラッシュ】【アギラオ】【ブフーラ】【メディラマ】を駆使して勇者バリアを破壊、落ちてきた嬰児を踏みにじって戦闘再開。影の行動は【アタック】&【白の壁】! また氷結属性……ということは、さっきと同じパターンで攻撃してくるのか。雪子はずっと防御でいいね。
延々と攻撃し、ブフーラ地帯を抜けたところで【淀んだ空気】【デビルスマイル】【デビルタッチ】を始めとした恐怖付着も行ってくる。【ささやき】【えいしょう】【いのり】の勇者バリア復活儀式の三行程に挟む形で使ってくるので、ウザさもひとしお……
これを繰り返し、ついにHPが足りなくなり雪子が殺される。もう地返しの玉がないので、古くから伝わる信頼と伝統の♂GORIOSHI♂作戦を開始。完二以外の衰弱はその都度【シシリディ】で治療し、SPダメージは抑えていく。
後一押し、嬰児をふ(中略)【蒼の壁】! 次は電撃属性宣言……ってクマの弱点じゃねーか! クマを防御させると回復効率がガタ落ちになるんだよなぁ。仕方ないので主人公のペルソナは【電撃無効】の《サマエル》様に。完二は《タケミカズチ》が電撃耐性だから、安心して攻めていく。
影の【マハジオンガ】! クマは防御したので弱点は突かれない。敵のHPももう少し、いける!
影の【アタック】! ターゲットは…HPの余っているクマ! いける!
CRITICAL!
GYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!1!1!?
ワンモア、【メギドラ】! クマ、死亡確認。
やむを得ないので「ソーマ」投入。生き残っている主人公と完二は全回復。沈めてくれる……
しかし、嫌な事は重なるというか。
影の【ささやき】! 勇者バリアが来たか……もう次まで回せない、全力で攻撃。
どう見てもHPが0なのに、影が死なない。
これは……勇者のパーツがある状態だと影のHPを0にしても倒せないのか。
そんなこんなで主人公に恐怖付着→【亡者の嘆き】で即死といういつぞやのトラウマを再演して全滅。
これ、明らかに最後の【アタック】がクリティカルでなければ勝ててたよなぁ……
次回に続く。
現在の所持ペルソナ:
《ドゥン》 《オセ》 《パールヴァティ》《ティターニア》 《サマエル》 《インキュバス》 《キングフロスト》《オニ》 《マカミ》 《パズス》
本日も美津雄の影戦。まずは真っ向から負けて悔しかったので、コイツの行動を分析してみる。
書こうとも思ったんだけど、無駄に文量が増えるだけなので割愛。重要なのは【○の壁】で宣言した属性の全体魔法を使う事と、ワンモアが発生すると【メギドラ】を使ってくる事と、【ささやき】【えいしょう】【いのり】で勇者のパーツを再生させている間はとどめが刺せないって事ぐらいなので。
最大の問題はワンモア時の【メギドラ】と、属性攻撃モード終了後に使う【淀んだ空気】+【デビルスマイル】or【木っ端微塵切り】→【亡者の嘆き】のコンボ。【メギドラ】は単純に高威力の全体攻撃で、かつ軽減が効かないのが大問題。【デビルスマイル】は最悪の場合全員が恐怖状態で行動できないまま【亡者の嘆き】で即死する事故が考えられるのが怖すぎる。
また、勇者ミツオの行動が両方とも最大HPの低い雪子に当たると彼女が死亡する。こればかりは生存者数を上げるように【ディアラマ】【メディラマ】で回復し、雪子に攻撃が来ないよう祈りながら耐え切るしかない。
では御託を聞き流し、戦闘開始!
と言っても、別段やる事は変わらない。行動パターンは先代の番長が見切って次の番長に伝承したので、こちらの方針は……
1.勇者は全力でぶん殴る
2.影の壁スキルに応じた弱点属性のキャラクターは全力で防御
内訳:完二→疾風(電撃に耐性)、雪子→氷結(火炎に耐性)、クマ→電撃(氷結に耐性)
3.影が【蒼の壁】を宣言した場合、クマを防御させ、主人公が《パールヴァティ》で回復に回る
4.完二以外の衰弱はその都度主人公が【シシリディ】で治す。完二は高HP・低SP依存なので後回しでいい。
前回熱く書いたし、もう一度戦闘の経過を細かに書くのは面倒なので、大まかな経過だけ書くと…
勇者1:
無難に突破。
影1回目:
影は【蒼の壁】宣言。クマのSP回復チャンスだと割り切って、予定通り主人公が回復に回る。
途中【アタック】のクリティカルからb【メギドラ】を撃ち込まれるが影のHPを4割削る。
勇者2:
特に問題なく突破。
影2回目:
影は壁スキルすら宣言せずに【ささやき】【えいしょう】を連続使用('A`)
美津雄きゅん汚いよさすが引きこもりきたない
勇者3:
特に書く事も無し。
影3回目:
影は【緑の壁】宣言。《タケミカズチ》が疾風弱点だから完二が防御。SP消費しないアタッカーが足止めか…
パーツ再生モード中ではあったが、ここで影のHPを削りきる。勇者4を倒せば総攻撃で撃破確定!
勇者4:
主人公に「アイテム」→「まほう」のコンボが飛んできてイゴりかける(残りHP50程度)。危ねえ……
回復した次ターンにまた同じ「アイテム」→「まほう」で主人公のHPが100を切る。
不意の事故に近いことを考えると、精神的に一番危険なのってこのパターンっぽい。
影4回目:
勇者を破壊して落ちてきた瞬間に総攻撃、勝利!
影を倒した自称特別捜査隊は、久保美津雄君を問い詰める。言ってる事が割と無茶苦茶だし、自己主張だけやたら強い男ですね。「一人で喋っちゃうネクラ系」の表現は間違ってはいないというか、自分の事ばかり主張して他人の話聞いてないというか、根暗の割に腹据わってるとか、マイペースの極みというか……
結局連続殺人はともかく連続拉致については言質を取れず。
それよりも、個人的には美津雄から情報を引き出そうとしている途中で突然消え失せた影のほうが気になったくらい。
現実世界に戻ったところで、りせから「打ち上げしよー!」との提案。中身は……「菜々子に料理を作ってあげよう」「料理対決みたいな感じでどう?」……菜々子逃げて。超逃げて。主に雪子から。オムライスを作る事になったものの、何でホントばらばらな方向に材料集めに行くんだろうね?
自信満々なりせに対して、陽介は辛口……というか、“菜々子には出せそうにない”と評価。食べてみたら実際に辛口過ぎて子供に出せそうなものではなかったようだ。というか主人公が完全に体張ったグルメレポーターみたいなことになってる。なんというリアクション芸人……
りせ→やたら辛い(本人曰くオトナの味)。フォアグラの食感はどこに行ったの?
雪子→材料の味すらしない(完二曰く「不毛な味」。味に使う言葉じゃねえよ)。…それってひとつの才能?
千枝→普通にマズい。クマもざっくり言うよな…それ以上に上戸入れながらマズイと言う雪子さんマジ鬼畜
主人公→少なくとも普通に食べられるレベル。
結局、女性陣は料理がダメと言う事は分かった。なんだかなー、まあ作る事に興味がなさそうな千枝、そんな時間なさそうなりせや雪子だし、仕方ないのかもね。雪子と千枝に関しては、林間学校の“食べられないカレー”に比べれば食べられるレベルに成長しているので、目をつぶるとしましょう。
しかし、女性陣のオムライスを食べて(さすがにやけに辛いりせのオムライスは一瞬止まったが)何食わぬ笑顔で「おいしいよ」って返す菜々子の寛容さはオカン並やでェ……
最初は「逃げてナナチャン! 寛容さが上がっちゃう!」とか思ってたけど、既に寛容さが最大だったとは。堂島家の人間は人間性のランクが高すぎる……。
残りはざっくりコミュ活!
時間の使い方ですが、「昼→コミュ活動(雨の日は肉を喰う)」「夜→水木金は病院清掃バイト、それ以外は読書・勉強」を中心に回して、特に知識のランクアップを目指しています。せっかく期末試験でトップに立ったんだ、転校するまでこの座は俺のもの(キリッ…と言えるくらいには勉強するとしましょう。
●【女教皇】雪子コミュ、ランクMax達成。
あとどうでもいいですが、ランク9の選択肢で<特別な関係>になりました。
悪質取材への対処を通じて、自分の「天城屋旅館」に対する思い入れを再確認した雪子は、自ら天城屋旅館の女将になることを決意。しっかりと周りを見回して、自分でその座を選んだ彼女はやっぱり格好良かった。
この影響で雪子のペルソナ《コノハナサクヤ》が転生、《アマテラス》になって火炎無効・電撃耐性を獲得。……何このグローモス個人的にはコノハナサクヤのほうがビジュアルは好きだなあ……。
また、【女教皇】に属する最高位のペルソナ、《スカアハ》の合体が解禁されましたが……このレベルで召喚できるわけがないので、今はそっとしておこう。
【ペルソナの転生】
弱さを受け入れ、乗り越えた強い意志が、新たな力を呼び覚ます…
自称特別捜査隊員のコミュランクがMaxになると、彼らのペルソナは上位のものに転生する。
転生したペルソナは能力が上がったり、耐性が増えたりするようだ。
【最上位ペルソナ召喚の解禁】
コミュランクがMaxに到達したアルカナは、その属性の最上位ペルソナを合体・召喚できるようになる。
最上位だけあって必要レベルも非常に高い。つまり、「だが、召喚するだけのレベルがない…」ということ。
●【魔術師】陽介コミュ、ランク9に到達。
陽介の成長をうかがわせる、“特別でありたい”という陽介の欲求が整理され、独白するシーンはまさかのフルボイス。コミュイベントだからボイス入ってるわけないだろと思ってたので最初の方飛ばしちまった…orz
高台に立って「この町は最初嫌いだった。けど、今は大好きだ。大事なのは場所じゃなくて、その周りを含めた繋がりなんだ。先輩にも言ってやりたかった」(要約)……最初は“自分が特別だ”ということを鼻に掛けていた部分もあった陽介も、そう言えるようになった。やっぱり陽介は大人だよな……。
●【戦車】千枝コミュ、ランク7に到達。
千枝の幼馴染がカツアゲにたかられるお話。この幼馴染チキンすぎるだろ、千枝の背中に隠れた瞬間逃げ出すって……
千枝も平手打ち解禁。陽介・千枝はボイドクエスト攻略に投入しなかった関係でレベルが低いけど、次のボイドクエスト再攻略時には陽介・千枝・雪子で戦闘してレベルを補強しよう。特に陽介はコミュ9+もうすぐ仲が深まりそうなので、ペルソナ転生目前。
●【悪魔】ナースコミュ、ランク7に到達。
ランク6で「以前勤めていた病院で担当していた患者が亡くなった」ことを知った小夜子さん。それをきっかけに、仕事の鬼になる。以前まで見られた、主人公を誘惑しようとする言動が一切なくなり、きびきびとした動きで、自分の身を削ってでも医療の道に邁進していく……
自分が大学で医療系の学部を専攻している事もあって、考えさせられるものです。
【ナースコミュ7/小悪魔の改心】
以前担当していた患者の死をきっかけに、自分にできる事を真剣に見つめ直した小夜子。
人が変わったかのようにきびきびと仕事をし、他のナース達を指揮していく……
自分を追い詰めるかのような仕事ぶりは、ある種の贖罪意識のあらわれだろうか?
●【恋愛】りせコミュ、ランク3に到達。
「わたしはもう“りせちー”じゃない! 普通の“女の子”なんだ」――特別な存在になりたがったかつての陽介とは逆に、特別な立場から降りたかったのがりせの本音のようなので、これは彼女にとって本懐なんだろうな。
普通に暮らして、普通に勉強して、普通に恋愛して、バイトして、仕事して……
それに、稲羽市なら自分にしかできない事がある。彼女はそう言ったけれど、アイドル業は“他の人に取って代わられる”から避けたかったんだろうか? それとも、“素のままの自分でいられない”から嫌がったんだろうか? この部分だけ抜き取ると、そんな考え方もできるよね。
●【伝達力】ランク5「言霊使い」達成。
やったね悠ちゃん! (菜々子コミュの)続きができるよ!
しかしその伝達力を培ったのが入門書なのはいいんだけど、「THE 外道」ってそれはどうなのよ。
8月15日、陽介から電話。「ジュネスの人手が足りない! 頼むからバイトに来てくれ!」 親友の頼みとあっては無碍にもしづらいので請け負う事に。どうやらヒーローショーのせいで人の入りが激しいらしい。千枝・クマもバイトに来ているわけだが……クマ、着ぐるみを着てさらに調理用鉄板の前で仕事してるのか。最終日の8月19日にもなると、もはや味のある顔になるほどぐったりとしていた様子。稲羽市の夏ってとりわけ暑いとか言われてなかったけど、実際の所どうなんだろうね。
5日間働いて、バイト代は4万円。日給8000円、8時間働いたとして時給1000円。10時間なら800円。……かなりきつい職場だっただろうけど、条件はよかったのかな? 俺はバイトした事ないからそこら辺が分からない。
【この顔は反則だと思う】
この炎天下の中ずっと鉄板の前で作業していたクマ。あまりにも味な顔をしていた。
「彼は、最後まで模範的なジュネス店員であった」。……そう言う日も来るだろうか。
割とどうでもいいけど、陽介もバイト中はヘッドフォン外してるのか。改めて見直して気付いた。
8月20日、夏祭り。女性陣の浴衣姿が見られるのですが、……うん、自ら「イチイチで分かれて歩こー!」と言いだし、完二に甘言を弄したクマ自身が女性陣三人をかっさらっていく姿を見ておなかいっぱいになりました。 負けじゃね? 俺ら、負けじゃね?
二日目は……知り合いの誰にも誘われず。学内コミュは自称特別捜査隊の面々を除くと【太陽】演劇部コミュしか持っていないという有様なので、これも仕方ない……か? ついでに神社に学業成就を祈って【知識】稼ぎ。常識的に考えれば2学期の中間テストは10月半ばのはずなので、このペースなら【知識】ランク5が間に合うと思うんだけど…。
【関係の繋がりが狭い証拠です】
夏祭りの二日目、本プレイでは誰も誘いに来なかった。
文化部女子が誘いに来てくれるらしいのだが、コミュの進行状況的に演劇部の小沢さんはそれどころではないし…
学内コミュで取っていないものは運動部コミュと、寛容さが足りないため開始できない小西弟コミュ。
そこから派生するものもあるかもしれない。学外コミュはやっぱり寛容さが足りてない家庭教師バイト関係のコミュか。
なお、ここまで【皇帝】完二コミュをガン無視しているが、単純に開始するためのNPCを見つけられていないだけ\(^o^)/
次回からは2学期編……の前に、まずは【ボイドクエスト】に再配置されたであろうボスシャドウをとっちめるとしましょう。
レベルで出遅れている陽介と千枝のレベルも上げたいし。