■爪楊枝の丸い方で人の二の腕を突っつくような攻撃
ガプラ樹林を舞台とする第五章は、正直に言うと「苦戦する要素はそこまでなかった」と言うのが一周目の話。
知識を活かす代わりにステータス成長を規制するのがクリスタリウム封印なのですが、はてさて今回はどうなることやら――と、始める前には思っていました。
実際の所、やはりボス戦までの道のりに問題が発生することはありませんでした。唯一危惧していたのはホープ操作時の「ベヒーモス」だったのですが、カーボンバングルを装備させ、プロテスを張っておけば【しゃくりあげ】でも即死しません。という事は、安全確実な「ATK+HLR」あたりを意識的に使えば、死ぬことは有り得ない訳です。
……まあ、想定外の事と言えば、「ヴェスペ葉隠」の【連続ファイア】が即死級ダメージを叩き出してくることでしたが。

【BOSS:試作騎ユイジンシャン】
あ! やせいの フシギダネが とびだしてきた!
耐属性モードを切り替えることによってこちらのBLAによる攻撃を阻む。
それ以上に問題になってくるのはその体力。なんとHP129600。
FF13の敵はゲームシステム上、総じてHPが従来作より高いのは周知の事実だと思いますが、
何とこの数値、FF12のラスボス連戦の2戦目、「ヴェイン=ノウス」よりも高いのである…
物凄くどうでもいい豆知識。
この試作騎ユイジンシャンと、その進化形にあたる防衛騎スウェリエンは、
他の機動兵騎類と異なり、海外版で名前を大きく変えられている。
ユイジンシャンは"Aster Protoflorian"、およそ「星形の花型試作兵騎」といった意味。
「ユイジンシャン」は中国語でチューリップを意味するんだとか。
そんなわけで、何の障害もなくボスエリアまで辿りついてしまいました。
とにかく体力値が頭おかしいことになっている「試作騎ユイジンシャン」戦。
HPが異様に多いため、こいつばかりは事前に作戦を練っていました。
キャラクター | HP | 武器 | アクセサリ |
ライトニング | 450 |
グラディウス LV.1 | カーボンバングル LV.1 |
ホープ | 420 |
ホークアイ LV.1 | カーボンバングル LV.1 |
オプティマ |
ライト | ホープ |
アサルト&サポート |
ATK | ENH |
アサルト+バスター |
ATK | BLA |
デュアルフォース |
BLA | BLA |
アサルト&キュア |
ATK | HLR |
バスター&キュア |
BLA | HLR |
サポート/キュア |
HLR | ENH |
超長期戦、かつほとんどの攻撃でHPを五割近くゴリゴリと削られるので、回復を重視して戦闘を行います。また、耐属性モード切替のせいでBLAの通りが良いとは言えないので、恐ろしく地道に敵のHPを削る長期戦になります。
『プロテス』を切らさず、基本は「ATK+HLR」「BLA+HLR」で地道に攻めていきます。ゆっくり攻めていれば、そのうち勝てますし。
ブレイクしてしまったら、「ATK+BLA」に切り替えて攻撃しますが、ダメージを受けたらオプティマチェンジしてでも回復します。
馬鹿みたいに敵が硬いので、安全重視の作戦を採ります。とは言え、『フラワースクリュー』を2人が受けたらポーションで、それ以外はHLRを立てて回復、以外には基本的にすることがないので、特に語ることもなかったりします。
通常攻撃はどちらもHPが一発でイエローゾーンに突入、『ヘッドアッパー&ダンクスマッシュ』に至ってはHP最大+プロテス状態でなければおそらく即死なので、プロテスは一切切らさないように行動します。基本は「ATK+ENH」を一瞬だけ出して張り直しますが、場合によっては「HLR+ENH」も使用します。
何度かホープ君がズタズタにされながらも、何とかユイジンシャンも無事に撃破。
戦闘時間、なんと22分34秒。目標タイム自体も23分03秒と異様に長かったのですが、流石に戦闘結果は★3でした。
まあ、思ったよりも何とかなりました。
次は第六章、サンレス水郷。行動の遅い二人を使いますが、「医術の心得」が落ちているという点でも非常に重要なマップになりそうです。
■デプロテはトモダチ、怖くない
続いて第六章なのですが、ここは戦闘をとにかくとにかく回避して進める、と言う形を取りました。と言うのも、時間だけがかかる挙句、どうせ使わない素材やCPすら手に入らないことが多すぎるのです。
六章の雑魚で印象に残っているのは、わざわざ名指しでTIPSが表示されるスケイルビーストだと思うのですが、こいつは1ブレイクで殺せない&【サンダーブレス】されると即死級ダメージということもあり、スルーすることになりました。こいつを倒さないと手に入りそうにないトレジャーも中身が素材なので、遠慮無くスルー。
……後半にある「水の指輪」のトレジャーもスケイルビーストを倒す必要がありそうなのですが、最終的に使わないだろうと言うこともあり、取得しませんでした。

【BOSS:エンキ&エンリル】
忍び足で立ち去ろうとしたら気付かれてしまったので、
やむなくこいつらを倒して進もうとするサッズ達。
その有り余ってるスニークスモーク使えよ、とは言わないお約束。
でもって、若干ながら不安のあったこの「エンキ&エンリル」戦。普通のプレイなら、ここは【バイオ】や豊富なBLA魔法であっという間に撃破してしまうはずです。改造を解禁しているクリスタリウム封印条件でも、それなりに楽が出来るとのこと。
しかし、開幕から【水弾】【雷球】によるデプロテ効果をほぼ常時受け続けることになるため、こちらの耐久力に著しく難があります。
改造封印下では火力も低く、HPも低く、アビリティもあるわけがなく――漠然と不安に感じていたのでした。
キャラクター | HP | 武器 | アクセサリ |
ヴァニラ | 500 |
ベラドンナワンド LV.1 | カーボンバングル LV.1 |
サッズ | 470 |
デネブ LV.1 | カーボンバングル LV.1 |
オプティマ |
ヴァニラ | サッズ |
ジャム/サポート |
JAM | ENH |
バスター&ジャム |
JAM | BLA |
アサルト&ジャム |
JAM | ATK |
アサルト+バスター |
BLA | ATK |
デュアルフォース |
BLA | BLA |
アサルト&キュア |
HLR | ATK |
敵の一撃一撃の重さは前回のユイジンシャンとどっこいどっこい。なので、回復重視で戦います。
……とは言え、コイツ専用のオプティマを組んだ訳ではありません。この二人で必要なオプティマを組めと言われたら、ほとんどの人はこんな感じに落ち着くのではないかと勝手に思っています。
強いて言うなら、HLRを含むオプティマをもうひとつ用意してもよかったかな、と。「BLA+JAM」か「ATK+JAM」を外して。
受けるダメージですが、これまたおおよそ攻撃一発でHPが最大からイエローゾーンに落ち込みます。痛いんだよ。
「HLR+ATK」でこまめに回復しながらひたすら攻撃。遅くてもブレイクした時点で「JAM+ATK」あたりを使ってデシェルも入れておきます。
こいつら、両方ともHPが減ると【おたけび】で自身を「ブレイブ+フェイス+ヘイスト+エンサンダorエンウォタ」状態にして今までよりも高速に殴ってきます。こうなるともう最悪ですが、回復を怠らなければまだ何とかなります。むしろこの時から使い始める特殊攻撃は二人に命中するので、これを最強の回復アイテム・ポーションで回復していきます。
……途中一回、ヴァニラが死亡。10分以上かけてエンキを倒したあとだったので一瞬放心。
もう一度やり直しましたが、この時は50個あったポーションを全て使い切り、戦闘時間も20分弱と本当に散々でした。