>> diary index: 01 「ルシ」


  2011/06/12
  FF13 トップ   生放送記録 トップ

>> 2011/06/12 (配信枠#005〜#007)


【婚約】
何があっても、俺がついてる。
永遠についてる。
だから… その… 俺と…
結婚してください!


十一日目、ボーダムの花火の下で、スノウとセラは婚約を交わした。
セラが『ルシ』になったことを知った上で、スノウはセラと添い遂げることを決心する。
そういえばこの花火、願い事がなんでも叶うとか言う伝承があるらしいのだが、
花火打ち上げ班、何故エアバイクで空を飛ぶこのリア充共を撃ち落とさなかった! 


 目を覚ました一行は、ビルジ湖で目を覚まし、自らの身にルシとしての刻印が捺されてしまったことを改めて目視する。スノウは腕に、ヴァニラは脚に、サッズは胸元に、ホープは左手首に。ライトニングは胸にあるらしいが、確認は出来なかった。
 イメージとして見せられたのは余りにも巨大で強大な印象を与える獣、『魔獣ラグナロク』。剣以外の形で登場するとは珍しいですが、これと“使命”がどう関係するか、というのが目下のホットなトピックというわけか。
 セラ馬鹿のスノウは暑苦しく「ラグナロクを倒してコクーンを守る」ことが使命だと主張するが、どうにもセラのみが論拠になっていて説得力に欠ける。サッズはコクーンを破壊することが使命だと思ったようだが、果たして真実はどうなる事やら。
 ちなみに、列車などもこのビルジ湖に落下していた。ハングドエッジでは橋が壊されるなど結構なドンパチになっていたので、もしかすると気付かなかっただけでハングドエッジ中の何かが落下しているのかもしれない。

 ルシの力に目覚めたことで、ようやくバトルシステムの中核をなす『ロール』『オプティマ』が解禁。これによって○ボタンを連打する大変なお仕事からようやく解放されるわけです。まあ、俺はブレイク狙いでひたすら「たたかう」1回で△ボタン押して即時実行していたのですが…。  ただ、この段階では全てのロールは解禁されていない。ライトニングはATK/BLAの2つだけという一方で、スノウはATK/BLA/DEFと3つのロールを持っている。しかしサッズさんはBLAのみという実に漢らしい構成となっており、現在解禁されているロールは、少なからず各キャラクターの得意ロールと言うことだろう。

ライトニング ATK / BLA
スノウ ATK / BLA / DEF
ヴァニラ BLA / HLR
サッズ BLA
ホープ BLA / HLR / ENH

 アタッカー[ATK]はメイン火力。今作では【たたかう】の他に、無属性攻撃魔法【ルイン】が登場し、魔法攻撃も行うことができるようになった。
 ブラスター[BLA]は従来で言う黒魔道士に相当するロールで、チェーンボーナスを重ねることでダメージを底上げする役割を担う。このあたりの説明はもう少し後で。
 ディフェンダー[DEF]は敵の攻撃を引きつけ、全力で耐えきる防御型のロール。【挑発】でターゲットを引き寄せるため、防御能力に欠ける他のロールを担当するメンバーをフォローする。また、このロールであるだけでダメージを大きく軽減することができる。
 ヒーラー[HLR]は従来で言う白魔道士に相当するが、補助魔法を使うことはできない。能動的に他人のHPを回復できる唯一のロールであり、防御面ではDEFと並んで、あるいはそれ以上に重要なロールになるだろう。
 エンハンサー[ENH]は強化系の補助魔法を一手に担う。本作は敵の攻撃が激しいため、【プロテス】【シェル】は従来作以上に重要度が高くなっていると思われる。
 また、未解禁だがジャマー[JAM]という弱体・妨害系の補助魔法を使用するロールも存在する。攻撃が激しい本作では、敵の攻撃力を下げることには大きな意義があるし、防御能力を下げることができれば戦闘時間を短くすることもできるだろう。
 そしてこれらのロールを組み合わせたものが『オプティマ』(ラテン語で「最善」の意)であり、6つまで保存できるこのオプティマを切り替えることで、戦闘を随時進めていくのがFF13のバトルシステムというわけだ。

 初期パーティは「ライトニング・スノウ・ヴァニラ」の3人。ATK+BLA+BLA」「ATK+ATK+BLAなど攻撃的なオプティマでサクサク戦っていく。画面の広さの割にHPの表示部分はかなり端に寄っているので、細かいHPを見たい場合は敵の群れから一旦目を離さなければならないのが多少厄介だが、FPS系のゲームのようにHPが低下しているキャラクターが居ると画面端が赤く発光するので、そのあたりを基準に回復行動を取っていればいいのだろう。

 そんなわけで、途中にいる雑魚敵や素人呼ばわりされてかわいそうなPSICOM(サイコム。聖府軍兵士のうち、下界関連の事項に関わるものを指す)を蹴散らしながらビルジ湖を先に進んだところ、一行はクリスタル化したセラを改めて発見した。そのあたりに転がっていた工具や何かの残骸で彼女を掘り出そうとするスノウやヴァニラは、ライトニングの現実的な言葉に手を止めることになる。
 PSICOMに追われている以上、いつ終わるかも分からない発掘作業を続けていては先に自分たちが殺されてしまう。セラはそんなこと望んでいないだろう。  そんな彼女の主張に、スノウはスノウで俺が全員守りきる、誰も死なせやしないと発言。それがライトニングの癇に障ったか、ライトニングは全力で拳を振り抜いてこれに応えた。


【その表情でつかつか寄ってくんな怖いから】
守れなかっただろうが!

みんなを守って世界を守ってセラも守る。
そんなことを言い続けるスノウに、ついにライトニングも堪忍袋の緒が切れた。
明らかに怒気をはらんだ表情でつかつかと歩み寄り、
一も二もなく右ストレートを放った直後にこの発言。
セラは既にクリスタル化しているため生きているとは言えない。
毎度毎度ヒーローヒーローとスノウが暑苦しいのも分かる。
だからライトニングがスノウを表して「口ばかり」というのも分かるのだが、
ここまで過激な女性キャラクターが従来作にいただろうか。インパクト半端ねえ。

なお、スノウはライトニングのことを「義姉さん」と呼んでいる。
「誰が義姉さんだ!」と即座にとげとげしく返してくるあたり、
ライトニングはスノウのことを疎ましく思っているようだ。

…ちなみに、このシーン、スノウがさらに反駁したところで
ライトニングは容赦なく拳の二発目を放って叩き伏せる。
何という強い女性。だが主張の仕方はもうちょっと穏やかにならないものか。
殴り倒されたスノウの下敷きになったサッズはいい迷惑である。


 そんなこんなでグダグダになった発掘現場に、聖府軍の機械が出現する。懐かしのこのフォルム、これはオープニング直後にライトニングとサッズが撃退したあのメカだっけか。
 流石に口論も発掘も中断、まずはこの機械を排除する!


【BOSS:重攻撃騎マナスヴィン】
オープニングで壊しきれなかったため落ちてきて再登場した。
【たたかう】だけで撃退できた一戦目と異なり、
それなりに激しい攻撃を加えてくる、
「連打だけでFF13は戦い抜けない」ことをプレイヤーに教えてくる強敵。
……まあ、FF13はほぼ○ボタン連打だけでクリアできる事自体は証明されているのだが。


 さて、ここで画像を交えて手短にFF13の戦闘を(主に初見の方向けに)説明しておこうと思う。
 飛ばす人は
>ここをクリック


 左下に青いバーが表示されているが、これが今作のATBゲージに相当する。各コマンドは【たたかう】から【ライズガード】(従来作の「ぼうぎょ」)までATBを「何メモリ消費するか」が決められており、ロールごとに使えるアビリティをATBゲージの上限まで組み合わせて、ゲージが溜まり次第まとめて行動する。(この時点ではATBゲージは3メモリ。なお、△ボタンを押すことでゲージの蓄積が途中でも即座に行動することができる。)
 またL1ボタンを押すことであらかじめ登録しておいたオプティマを選択して切り替えることができる。これによって作戦を変え、柔軟に戦闘を進めていくことが重要になるのだ。まあ、まだ全然使いこなせないんですけどね。
 「TPアビリティ」は、リーダーのHPゲージ下に表示されるTP(最大5ポイント)を消費して、特殊な行動をするコマンド。現在は【ライブラ】しかないが、後々追加されるだろう。今作は自動で仲間が行動するし、オートコマンドによって操作するリーダーも半自動で行動する。【ライブラ】を使うことでこの自動行動を効率化することができる…はず。
 なお、今作は「アイテム」はリーダーキャラクターしか使うことができない。その一方で「ポーション」味方全体のHPを回復するアイテムになっており、歴代最高の性能を誇っている。代わりに上位の回復薬が登場しないのだが…

 …画質がダメで失礼。
 敵をターゲットすると、黄色いゲージで「XXX.X%」などと表示される。これがチェーンボーナスを示す数字であり、こちら側から与える最終ダメージはこの数値を掛けた値になる。例えばこの数値が200%だったら、最終的に与えるダメージが2倍になる、というわけだ。
 そして、このゲージを最大まで溜めると敵をブレイクする事ができる。ブレイクするとほとんどの場合は敵の行動が中断され、チェーンボーナスが100%増加する。また、このブレイク状態が終わるまでは敵の行動も大分鈍るらしい。与えるダメージが更に増えるため、FF13では基本的にBLAの魔法でチェーンボーナスを溜め、ブレイクして総攻撃をかける、という戦闘スタイルが良いのだろう。まあ、ATK+DEF+HLRで地味に攻めるのも十分に安定していて強いとは思うが、これだと時間がかかりすぎるのは目に見えている…
 しかし、攻撃回数が多いのもあるのだろうが、このためにFF13のボスは従来のRPGとは桁違いのHPを持っている。2番目のボス戦と言えるこのマナスヴィンだって、なんと3万のHPを誇る。数字だけ見ればテイルズシリーズのアンノウンクラスだなこれ…


 説明はここまで。
 そして戦闘を始めようとしたのだが……開幕の【波動砲】→【クリスタルレイン】で全員が大ダメージを受け、リーダーのライトニングがノックアウト。初のゲームオーバーである。
 ……おいおい待て、直前の【波動砲】とあわせて合計400近くのダメージってそれ素のライトニングじゃ耐えられない気がするんだが気のせいか?

 とりあえず考えよう。
 【クリスタルレイン】は150前後のダメージが2回飛んでくる攻撃で、これが直撃すると流石にライトニングのHPが尽きる。ということは、この直前にスノウのDEFを含むオプティマに変更するしかない。DEFはいるだけで他の味方が受けるダメージも軽減するため、ないよりは遥かにマシだろう。加えてライトニングの「ポーション」やヴァニラの【ケアル】で体勢を立て直せば問題はない。
 攻撃面は…BLA+BLA+HLRBLA+DEF+BLAあたりでブレイクし、ATK+ATK+BLAで攻撃すれば何とかなりそうだ。
 実際の所はBLAはチェーンボーナスを伸ばすのが得意なのだが、維持は若干苦手。実戦ではこれらのオプティマを使用したが、チェーン持続の長めなATKを混ぜた方が、ブレイクする際には安定するのかもしれない。

 慣れるまでに何度かライトニングが吹き飛ばされゲームセット!になったが、勝利した時はあっさりだった。1回ブレイクするだけで3万近いHPが残り4割を切っているのである。恐るべし、チェーンボーナス…。
 しかし今作、見なければならない情報がかなり多い。敵の行動、自分のATBゲージ、オプティマ、味方のHP、チェーンボーナス… そのどれもがある程度離れた位置に配置されているので、どれかに注視すればどれかが目に入らないという状況になってしまう。慣れだとは思うが、配信しているうちにこれは克服しないといかんね。

 その後、諦めずにセラを連れて行きたいと言うスノウと別れ、一行はどうも聖府軍も巣くっている奥の遺跡っぽい建物に侵入し、適度に進んだところでセーブして本日のプレイは終了。
 まあ、いきなり何度も全滅して先行き不安なスタートになってしまったが、次こそはそこまで問題のないようなガン攻め逃亡録にしたいところ。